31位:日光東照宮/栃木(↓)
世界遺産「日光の社寺」を構成する資産のひとつ。江戸幕府初代将軍である徳川家康を祀り、境内には国宝8棟、重要文化財34棟をかかえ、豪華絢爛な美しさにため息が漏れそう。
「日光東照宮」といえば、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻も見どころのひとつ。神厩舎の長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。その彫刻のなかに、この三猿が掘られています。
また有名な眠り猫は、日光にちなんで陽だまりでうたた寝をしている姿と言われてますが、別の説では悟りを表しているとも伝えられていて、これらにはどこか謎めいたストーリーを感じます。
32位:鶴岡八幡宮/神奈川(→)
鎌倉初代将軍である源頼朝ゆかりの神社で、広い境内には本宮をはじめ、歴史をものがたる建造物が点在します。本宮へつづく大石段をのぼれば、由比ガ浜の方まで鎌倉の街を一望。また本宮左手には、応永5年(1398年)建造と、鶴岡八幡宮で最も古い建造物である丸山稲荷社があります。本宮、並びに丸山稲荷社は国の重要文化財に指定されています。
鶴岡八幡宮のご利益は、勝負運、出世運、恋愛運、生命力アップ、健康運、安産など本当にさまざま。何かしらお願いがあるなら、鶴岡八幡宮に祈願しておけば間違いないんじゃないかというほどご利益の多い神社です。しかしその中でも、日本史上最高の夫婦とまで言われたおしどり夫婦の源頼朝と北条政子が結ばれ眠る地として、夫婦円満・縁結び・安産のご利益には定評があります。
33位:平等院/京都(↑)
国宝でもある鳳凰堂が10円玉に描かれていることをご存知の方は多いと思います。しかし実は、一万円札にも平等院の鳳凰(鳥)が描かれているのをご存知ですか?お金のデザインにも選ばれる、左右対称の真っ赤なお堂と、屋根の上で金色に光る鳳凰は、一度はこの目でみたい美しさです。
また平等院と言えば観音堂近くの藤棚が有名。美しい紫色の藤と鳳凰堂が一緒に撮影できることで人気をあつめています。
34位:東大寺/奈良(↑)
正式名称は「金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)」。奈良時代、疫病や災害を鎮めるために聖武天皇によって創建されました。世界文化遺産に登録されており、世界最大級の木造建築である「大仏殿」の中には、奈良のシンボルでもある大仏さまが鎮座。大みそかから元旦には正面唐破風(からはふ)下の観相窓が開かれ、大仏様のお顔を拝しながら新年を迎えることができます。
国宝に指定されている南大門は日本最大の山門で、とても豪壮な25mの門。また奈良の町を一望する景色を楽しむことができる二月堂の舞台も、ぜひ訪れたいスポットです。
34位:フジテレビ本社ビル/東京(↓)
お台場のシンボルでもある「フジテレビ本社ビル」は、まぁるい球体が印象的。この部分は本社の25階にあたり、高さ100mの場所から臨海副都心を270度見渡す、大パノラマを眺められる展望室になっています。そのほかフジテレビのテレビ番組の世界を体験できる施設や、ちびまる子ちゃんなどのキャラクターグッズを購入できるショップなどもあります。
36位:奈良公園/奈良(↑)
近鉄奈良駅からすぐの場所に広がる、東西約4km、南北約2kmの広大な公園。園内には、世界遺産の「東大寺」「正倉院」「興福寺」のほか、「春日大社」や「奈良国立博物館」「若草山」と見どころが多く、奈良観光では必ず訪れたい場所です。また約1,500頭の鹿が暮らしており、園内のいたるところで鹿に出会うことができます。
37位:伊勢神宮内宮/三重(→)
伊勢神宮は全部で125社のお宮とお社の総称のことで、内宮・外宮はその中心的な存在です。内宮には、皇室の御祖先であり、日本の総氏神のように信仰される天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。境内には、天照大御神を祀る「皇大神宮」をはじめ数々の別宮があるほか、五十鈴川の「御手洗場」や、川にかかる「宇治橋」など見どころが豊富です。
また内宮の門前には、みやげ屋や飲食店などが軒を連ねる「おはらい町」や「おかげ横丁」など活気ある町が広がります。
38位:原爆ドーム/広島(↓)
核兵器による惨状をそのままの形で伝える世界で唯一の建造物であることや、核兵器廃絶と恒久平和の大切さを訴える、他に例をみない平和記念碑であることより、1996年12月に世界遺産に登録されました。「二度と同じような悲劇が起こらないように」との戒めや願いをこめ「負の世界遺産」と呼ばれています。
39位:大通公園/北海道(↓)
札幌のど真ん中に位置する、約1.5kmにわたる公園。さっぽろ雪まつりの会場としてもよく知られており、その他季節ごとに様々なイベントが開催されます。のんびり散歩をしたり、ランチしたり、札幌市民の憩いの場であり、まさに都会のオアシス。札幌市の木として親しまれているライラックをはじめとする90種類以上の木々に囲まれ、季節ごとに表情を変える自然豊かな公園です。
40位:通天閣/大阪(↑)
明治45年(1912年)に誕生した展望タワーで、現在のものは昭和31年(1956年)に完成した二代目。避雷針を含めた高さは108mで、主に、低層部(B1F、1F、2F、3F、3F屋上)と、展望台にあたる高層部(4F、5F)に分かれています。
展望台のある5階は、豊臣秀吉が大坂城に作った「黄金の茶室」をイメージした金ピカのフロア。地上87.5mから大阪の街並みを360度楽しめます。そして幸福の神様ビリケンが鎮座し、足の裏をなでると願いが叶うと言われています。平成27年(2015年)には、地上94.5mの屋外展望台「天望パラダイス」もオープンしました。
そのほか3階の屋上は和風モダンな庭園になっており、夜のライトアップがとても素敵です。ここから見上げる通天閣のタワーも圧巻ですよ。