年末調整に間に合わなかった場合の対応

年末調整をうっかり忘れていて、2年目以降の住宅ローン控除が受けられなかったという人もいるのではないでしょうか。手続きを忘れてしまっても、住宅ローン控除を受ける方法はあります。

もう一度年末調整をお願いする

年末調整の結果は、1月末までは修正(再計算)できます。そのため、勤務先に住宅ローン控除を適用するための書類を提出すれば、年末調整の修正をしてくれることがあります。ただし、1月末を過ぎると年末調整の修正はできません。

自分で確定申告をする

1月末を過ぎてしまった場合や、勤務先に頼みづらいという場合も、自分で確定申告をすれば住宅ローン控除を受けられます。

勤務先で発行された「源泉徴収票」「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書兼(特定増改築等)住宅借入金等特別控除計算明細書」「住宅ローンの年末残高証明書」の3つを持ち、管轄の税務署に相談に行きましょう。

通常、確定申告の受付期間は、2月中旬から3月中旬です。申告期限ぎりぎりになると税務署に行く人が増えるため、できるだけ余裕をもって税務署に行きましょう。

正確な確定申告書の受付時期は、国税庁のホームページで公開されています。また、税務署に行く余裕がない人は、電子申告を活用する方法もあります。

住宅ローン控除や借り換えを活用しよう!

マイホームの購入は、多くの人にとって“大きな買い物”でしょう。同時に、住宅ローンの利用が長い付き合いになる人も多いはず。控除制度をしっかりと活用し、必要に応じて借り換えも検討しつつ、税金や金利の負担を軽減していきましょう。

提供・UpU

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