21位:【石川】山代温泉

写真=PIXTA

1300年の歴史を誇る「山代温泉」では、”湯の曲輪(ゆのがわ)”という風情のある町並みが今なお残されています。共同浴場を中心に温泉宿が建ち並び町がつくられていった江戸時代の温泉場、その共同浴場を”総湯”とよび、”総湯”を中心とした周りの町並みを”湯の曲輪(ゆのがわ)”と呼びます。現在”総湯”と”古総湯”のふたつの公衆浴場があり、明治時代の共同浴場を復元した公衆浴場”古総湯”は、外観や内装だけではなく”湯あみ”という温泉に浸かって楽しむだけの当時の入浴方法も再現しています。

22位:【北海道】登別温泉

写真=PIXTA

北海道の代表的温泉地の一つ、登別温泉。9種類の泉質を有します。日帰り入浴可能な温泉宿も複数あるため、宿泊せずとも温泉を楽しむことができます。噴出孔から濛々と湯気が立ち上がり、1日に約1万トンもの温泉が湧出する地獄谷や、最深部は130度の高温が噴き出している大湯沼などの景勝地もあり、散策も楽しめます。

23位:【福井】芦原温泉(あわら温泉)

写真=PIXTA

明治16年に灌漑用の井戸から湧出した温泉で、「関西・中京の奥座敷」として年間25万人以上の入湯客で賑わっています。旅館ごとに趣向を凝らした豪華な日本庭園に、日本海の新鮮な海の幸が自慢の温泉郷です。また珍しいのは、温泉の共同管理を行っておらず、個々に温泉の井戸を持っていること。そのため、温泉成分など施設ごとに微妙に違うそうです。入り比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

24位:【山形】蔵王温泉

写真=PIXTA

およそ1,900年前に開湯された日本屈指の古湯、「蔵王温泉」。山形蔵王温泉スキー場とともに栄え、昔ながらの温泉宿がつづく、風情ある街並みが広がっています。泉質は全国2位の強酸性温泉で、「美肌の湯」としても定評があります。温泉街には3つの共同浴場に足湯、10位にランクインした蔵王温泉大露天風呂などいくつもの日帰り入浴施設があり、湯めぐりにオススメですよ。

 

25位:【鳥取】三朝温泉

写真=PIXTA

三朝温泉は、鳥取県の中央に位置する三朝町にある温泉地です。町内を流れる三徳川(みとくがわ)沿いには、大型旅館や歴史を感じさせる木造の旅館が立ち並び、温泉街を形成しています。泉質は、ラドンという放射線を含む世界屈指の放射能泉で、多くの疾患に効能があると言われています。そのため、観光だけでなく湯治目的で訪れる人も多いのが、三朝温泉の特徴です。

 

26位:【長野】渋温泉

出典:tripnote.jp

渋温泉
新潟と群馬にも近い長野県下高井郡山ノ内町にある「渋温泉」は、石畳の小道に木造の旅館が建ち並ぶノスタルジックな温泉街。昔懐かしい射的場や卓球場、そして温泉まんじゅうと期待を裏切らない温泉街の散策に疲れたら、足湯を利用するのもいいですね。

また渋温泉の宿泊客は入り放題の9つの外湯(共同浴場)があり、9つの湯をめぐって苦(九)労を洗い流す「九湯めぐり」にチャレンジできます。外湯の入口に、祈願手ぬぐいに押せるスタンプが設置されていて、9つの湯を全てめぐり最後に温泉街が見渡せる渋高薬師へ参拝すれば、満願成就と言われています。

27位:【福島】東山温泉

出典:tripnote.jp

竹久夢二や与謝野晶子などの文人・墨客に愛された湯の街。今から約1,300年前に名僧・行基によって発見された歴史ある温泉です。桜、新緑、紅葉・・・そして冬には雪見風呂と四季折々の美しい景観と、豊かな自然に囲まれた温泉地は、多くの人々を魅了。会津若松市の中心部から車でたった10分ほどとアクセスのよさも嬉しい。

28位:【大分】鉄輪温泉

街のいたるところで白い湯けむりが立ち上がる様子は国の重要文化的景観にも選ばれており、別府八湯のなかでも最も温泉地らしい光景が広がります。また別府八湯でもっとも温泉源が集中し、別府観光の定番”別府地獄めぐり”の8つの地獄のうち、6つが鉄輪温泉にあります。鉄輪温泉グルメとして、温泉の噴気を利用して食材を蒸す”地獄蒸し”が人気。

 

29位:【青森】酸ヶ湯温泉

写真=PIXTA

総ヒバ造りの千人風呂で有名な「酸ヶ湯温泉」。160畳分もの広さの大浴場には熱湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など4つの異なる源泉からなる浴槽があります。混浴風呂としても知られる千人風呂は、女性専用時間も設けられ、女性も気兼ねなく利用できるのが嬉しい。また男女別の「玉の湯」もあります。