11位:【熊本】黒川温泉
2009年版『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星を獲得した温泉地。標高700メートルの田の原川渓谷の両側に旅館が並ぶ、小さな温泉地ながらも情緒を感じる街並みが魅力です。各旅館の風情あふれる露天風呂3ヶ所に入浴できる「入湯手形」が人気です。
12位:【栃木】鬼怒川温泉
江戸時代に発見された歴史ある名湯で、鬼怒川の美しい自然に囲まれた風光明媚な温泉地です。鬼怒川渓谷沿いには旅館やホテルが立ち並び、年間200万人もの宿泊客が訪れます。泉質はアルカリ性単純泉で、肌触りの優しい温泉です。
13位:【北海道】湯の川温泉
函館市熱帯植物園の温泉猿
函館の奥座敷である湯の川温泉は、函館空港からは車で約5分の場所にあり、”日本一空港に近い温泉街”として人気。登別温泉、定山渓温泉と並ぶ”北海道三大温泉”のひとつです。温泉にはいるニホンザルが有名な「函館市熱帯植物園」などの観光スポットや人気ラーメン店、モカソフトが有名なコーヒー店のほか、海を眺めながら入浴できる温泉も大きな魅力。
14位:【大分】別府温泉
別府は、源泉数・湧出量ともに日本一を誇る温泉地。別府温泉というのは、市内各地に数百もある温泉の総称で、それらは別府八湯(はっとう)と呼ばれる8箇所の温泉郷が中心となっています。そんな多数の温泉地を有する別府温泉では、砂湯や地獄めぐりなど、単純にお風呂に入って疲れを癒すだけではない別府ならではの温泉が楽しめます。
15位:【鹿児島】指宿温泉
温泉で暖められた砂の中に身体を埋める形で入浴する、珍しい「砂むし風呂」が人気の温泉。錦江湾に面する温泉地で、温泉街の背後には指宿のシンボル的存在である開聞岳がそびえています。指宿温泉のお湯の泉質は無色透明の塩化物泉で、高い保温効果が特徴です。
16位:【北海道】定山渓温泉
札幌市から車で1時間かからずに行ける定山渓温泉。札幌の奥座敷とも言われる定山渓は自然豊かな景勝地でもあり、白糸の滝や二見吊橋など観光スポットの散策も楽しめます。2016年からは夜のライトアップイベント「ネイチャールミナリエ」もスタートし、6月~10月中旬までは毎晩、温泉街のライトアップが行われます。
17位:【山梨】ほったらかし温泉
標高700mの天然温泉からは、真正面には富士山や、眼下には甲府盆地の絶景を楽しめ、大人気。日の出の1時間前からオープンしており、日の出を楽しむこともできます。そして夜は22時まで営業しており、”新日本三大夜景”のひとつである甲府盆地の煌めく夜景を眺めながらの入浴が可能。「こっちの湯」と「あっちの湯」の二種類あり、入浴料はそれぞれに必要になります。
18位:【富山】宇奈月温泉
日本三大渓谷のひとつである黒部峡谷の玄関口にある宇奈月温泉。トロッコ電車の発着駅があり、黒部峡谷観光の拠点として賑わいをみせます。峡谷ならではの眺望が自慢の温泉や、足湯、カフェ、そして峡谷をのぞむ遊歩道が整備されており、温泉で癒されるだけでなく自然もめいっぱい楽しめます。
19位:【長野】野沢温泉
野沢温泉の麻釜熱湯湧泉
長野県北部にある「野沢温泉」には、中心部にある美しい湯屋建築の大湯をはじめ、住民で管理している13の外湯があります。宿泊客と住民の人たちが入れる温泉で、シャワー設備などはありませんが、湯船にはられているお湯で体を洗ったり、頭を洗ったりすることはできます。
また大湯の前や、5軒の旅館の玄関先には足湯があり、温泉街散策に疲れたときに利用したいですね。
そして「野沢温泉」の名物といえば天然記念物の”麻釜”。地元の人が野菜をゆでたりのに使われており、タイミングがあえば実際に利用しているのを目にできるかもしれません。”麻釜”の近くには温泉街らしいお土産店も並びます。
20位:【石川】山中温泉
山中温泉のあやとり橋からの眺め
石川県加賀市にある情緒あふれる「山中温泉」。鶴仙渓に架かる総ひのきづくりの”こおろぎ橋”は山中温泉を代表する名勝地で、フジテレビ系の昼ドラ『はるちゃん』の舞台になったことで一躍名前が知られるようになりました。
総ひのきづくりの”こおろぎ橋”に対して、S字型のユニークな紅紫色の橋は”あやとりはし”。ここから眺める鶴仙渓の景色が素晴らしく、山中温泉の新名所として人気を集めています。
また温泉街には、そぞろ歩きが楽しい”ゆげ街道”や共同浴場”菊の湯”、山中節などが楽しめる「山中座」、九谷焼や山中漆器の蒔絵体験など、観光地らしい施設が並びます。「山中座」前では、毎年11月1日~3月31日までの期間限定で「カニ汁大鍋」が販売されますよ。