低予算でピザ窯を作るポイントは?
①予算を決めておく
1つ目は予算を決めておくことです。低予算といっても具体的にいくらくらいの金額かは、人によって異なりますよね。まずはどれくらいの予算で作るかを、決めておきましょう。
ピザ窯を低予算で作る場合、大体1万円がおすすめの予算になります。1万円を目安に、使う材料や大きさ、機能性、デザインなどを考えてみてくださいね。
②材料を最小限にとどめる
2つ目は材料を最小限にとどめることです。手作りのピザ窯には色々な作り方がありますが、簡単なものから本格的なものまで様々です。本格的な作り方となると、モルタルなど材料も多くなります。
しかし、低予算の場合は材料を最小限にとどめて、なるべく少ない材料で作るのがおすすめです。低予算で済むほか、作り方や解体の仕方なども簡単になりますよ!
③廃材などリサイクルできる材料を使う
3つ目は廃材などリサイクルできる材料を使うことです。材料を最小限にとどめておけば少ない材料と低予算で済みますが、更に費用を抑えるなら廃材などリサイクルできる材料で作るのがおすすめです。
必要なブロックやレンガなどはホームセンターで購入できますが、いらない材料を再利用すればさらに低予算で作れますね。もしどこかで譲り受ける場所があれば、いらない材料を頂くのも手段です。
④簡単な設計図で作る
4つ目は簡単な設計図で作ることです。手作りのピザ窯は難しい設計図になるほど、使用する材料や道具も本格的なものになります。初心者が低予算で作るには、難しい構造はおすすめできません。
まずは材料を重ねるだけの簡単な設計図がおすすめですよ!失敗してもやり直しがきき、万が一解体しなければならなくなったときにもすぐに対応できます。
低予算でピザ窯を作る材料は?
必要な材料は3つのみ
もっとも低予算で、かつ簡単にピザ窯を作る場合、必要な材料はブロック、レンガ、枕木平板の3つだけです。ブロックはピザ窯を組み立てる際の土台として並べるために使います。
これがないとピザ窯が安定せず崩れたり、火をつけた時に地面が燃えてしまう原因になるので必ず使いましょう。レンガはピザ窯本体を作るために必要で、積み重ねて窯を作ります。
枕木平板はピザ窯の屋根になる部分に使います。低予算で簡単に作る場合モルタルなどで固めないので、天井部分はレンガではなく枕木平板を置いて蓋をします。
ピザ窯に必要な材料
- ブロック(C-10横筋)…6個
- 赤レンガ(210×100×60m/m)…38個~40個ほど
- 枕木平板840ミリ…1個
材料の数は設計図に合わせて決める
ピザ窯に必要な材料は、どれくらいのサイズで作るかによっても数が変わります。今回紹介する作り方では、土台のブロックを6個使った場合の数ですが、更に大きなものを作りたい場合は数を調節してくださいね。
設計図は土台となるブロックを並べた大きさに対して、レンガをコの字型に積み重ねるように作ります。天井部分の枕木平板も、レンガの上に乗るサイズを選びましょう。
薪や新聞紙も必要
ピザ窯そのものの材料以外に、ピザ窯を使用する際の材料も必要になります。火をつけてピザやパンなどを焼くためには、中で燃やすものが必要になります。
丸めた新聞紙や薪があるとしっかりと燃えるので、使用する際はそれらも準備しておきましょう。また、万が一に備えてバケツに水を入れておくと安心です。