香川県の四国水族館は、3月20日(木)~6月29日(日)の期間、千葉印刷とのコラボ企画「さかなかるた展」を開催中だ。

約400種の生きものを展示する四国水族館


四国水族館は、瀬戸大橋のたもと四国の玄関口に位置する香川県宇多津町にて、2020年にオープンした水族館だ。「四国水景」をテーマに、3月時点で約400種の生きものを展示。生きものの展示だけでなく、四国の文化やそこで暮らす人の営みとともにある環境も水槽内で表現している。

また、時間帯や季節によって楽しみ方は様々。四国に住んでいる人は四国の水の景色の豊かさを再発見でき、四国以外の人は四国を巡りたくなるような水族館だ。

A3サイズの「さかなかるた」60点を展示


四国水族館は、現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)が開催される香川県にある水族館として、生きものたちを、アートという面から紹介したいとの思いから、鱗(うろこ)に着目したアート作品「さかなかるた」の展示「さかなかるた展」を企画。


館内各所に、通常の約4倍であるA3サイズに拡大した「さかなかるた」60点が展示されている。

鱗のキラキラ感や手触りを、特殊な印刷技術で再現


「さかなかるた」は魚の表皮(模様や色)のみで、どの魚かを当てるかるた。魚の表皮が光を反射する時のキラキラ感や、鱗の手触りを特殊な印刷技術で再現。見て楽しむのはもちろん、目を閉じて触ったり、水に浮かべて遊んだりもできる。

「さかなかるた」のラインアップは、「さかなかるた(24枚組)」3,960円、「さかなかるた 淡水魚(24枚組)」3,960円、「さかなかるたプラス 伝説の魚」1,320円、「さかなかるたプラス 海の釣魚」1,320円、「さかなかるたプラス 金魚 桜」1,650円、「さかなかるたプラス 金魚 葵」1,650円で、四国水族館の本館棟2階 龍宮の宴にて販売中。いずれも税込み価格だ。

また、「さかなかるた」は、2021年「東京ビジネスデザインアワード 最優秀賞」、2022年「GOOD DESIGN AWARD BEST100 グッドフォーカス賞『技術・伝承デザイン』」、2023年「キッズデザイン賞」、2024年「iF DESIGN AWARD ベビーキッズ部門」「グッド・トイ 多世代交流賞」「DFA Design for Asia Awards Bronze」といった受賞歴もある。

「鱗の世界」に思いを巡らせてみよう