ダイエット中、「どうしても甘いものが食べたい…」という欲求が起きてしまうことありませんか?それに最新の栄養学では「甘いものを完全に断つダイエット」はむしろ逆効果だという研究結果が出ていたりもします。そこで今回は、甘いものを闇雲に我慢せずにダイエットする方法を紹介します。
🌼【ダイエットの疑問】適正な摂取カロリーの範囲内なら何を食べてもいいの?
「食べ方」で血糖値の急上昇を防ぐ
甘いものを食べるなら“タイミング”が重要です。食後のデザートとして少量を楽しむと、食事の栄養素と一緒に消化されるため、血糖値の急上昇を抑えられます。
また、甘いものを食べる前にタンパク質や食物繊維を摂ると糖の吸収がゆるやかになります。例えば、チョコレートを食べる前に少量のナッツを一緒に食べるだけでも効果的。
「何も食べていない空腹時に甘いものだけを食べる」のが最もNG。これだと血糖値が急上昇し、脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
量ではなく「質」にこだわる
甘いものの量を減らして「質」を上げるのも賢い方法。カカオ70%以上のダークチョコレートや、砂糖控えめの手作りスイーツなど、素材や品質にこだわったものを選びましょう。
自然な甘みを活かした果物や、プレーンのギリシャヨーグルトに少量のはちみつをかけたものなど、栄養価の高い食品もおすすめ。少量でも満足感が得られ、体に必要な栄養素も摂取できます。
適切な甘いものには健康面でのメリットも。例えば、ダークチョコレートに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、適量摂取で血流改善効果も報告されています。ただし、あくまで適量が大切です。
大事なのは「心の満足感」
ダイエットは長期戦。「絶対に食べない」という過度な制限より、週に1〜2回、決まった日に楽しみとして甘いものを取り入れる方法の方が長続きします。
最新の心理学研究でも、自分へのご褒美として甘いものを意識的に楽しむことで、ストレスが減り、結果的にダイエット成功率が上がることが分かっています。大切なのは「罪悪感を持たずに楽しむこと」。罪悪感によるストレスは、かえってコルチゾールというホルモンの分泌を促し、脂肪を溜め込みやすくすることに。なので、甘いものを上手に取り入れながら、心も体も満たされる新しいダイエットスタイルに取り組んでみましょう。
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