カラコンが流行した女性たちの間でカラコンなしのメイクはありえないというほどにまでなっていますが、実はそろそろカラコンをやめたいという人も多い現状です。しかし、カラコンなしで今更盛れるの?と考える人も多いため、今回はカラコンなしのメイク方法についてご紹介します。

カラコンなしのメイクは時代遅れ?

カラコンなしメイクのやり方!裸眼でもしっかり可愛く盛れる!
(画像=『lovely』より引用)

現代女性のメイクはほとんどと言って良いほど瞳にカラコンが装着されている状態です。カラコンがあればメイクに多少手を抜いてもギャルメイクのようにバッチリ目元全体を盛ることができます。

目を盛れるアイテムがそもそもあまり必要ではなくなるため、カラコンは女性たちの間で手放せなくなっているメイク道具の一つと化しています。しかし、カラコンをメイク時に常用しすぎてもうカラコンが手放せなくなっているという人も多く存在するようです。

カラコンひとつあればギャルメイクやハーフメイクといったどのようなメイクでも盛れるのですが、あまりに手放せなくなっている人は「カラコン依存症」になっているかもしれません。メイク時に目元を盛れる優秀な道具ですが、カラコンの使用における目の健康被害は後を絶ちません。

目はただでさえ繊細でデリケートな箇所ですが、そんな繊細で弱い瞳にカラコンを付け続けることによって目の視力が低下するということもあるのです。カラコンは使っているときは自身の顔付きを美しく見せてくれますが、その後のお手入れも大変なもの。

ワンデータイプの一度のみ使用できるものがありますが、そんな使用において厳守しなければいけないものを安易に考えて多用していると目に傷をつけてしまうことも少なくありません。そのため、そういった理由からもカラコンをそろそろやめたいと考える女性も多いのが事実です。

カラコンなしメイク女子はもはや希少!?

カラコンがこれだけ女性たちの間で普及している背景では、カラコンなしのメイクはありえないといった風習が出来上がっています。

そもそもカラコンなしメイクが似合うのは二重で目がもともとパッチリしているようなはっきりとした顔立ちの女性と考えている女性も多いため、目の大きさに自信がない女性はカラコンが尚更手放せないのです。

カラコンなしのメイクは綺麗に目元を華やかにしてくれる見え方がありますが、現代ではカラコンなしメイクをしている女性を探す方が大変です。

それだけハーフメイクやギャルメイクなどの種類の多いメイクが登場しているため、カラコンなしメイクをしている女性の存在は希少だと言えるまでになってしまいました。

濃いメイクよりも薄く見えるメイクが流行とされている現代では、いくらナチュラルなカラコンをしても裸眼には勝てないと感じ、余計カラコンなしのメイクでも可愛く盛れるメイクはないのかと考えるのです。

カラコンなしメイクがなぜ盛れないのか

カラコンなしメイク=盛れないと考える女性が非常に多い中、実際にカラコンなしメイクを施している女性を見てみるときちんと盛れるメイクをしていることが分かります。

もともとの顔の作りが良い人であればどんなに薄いナチュラルに見えるメイクでも可愛く映ります。しかし、目の大きさに自信がない人はカラコンなしでは盛れないメイクをしていることが分かります。

確かにカラコンがあるメイクでは誰でもどんな目の大きさでも可愛く見せることは簡単にできます。しかし、カラコンなしの人の中にも瞳の大きさが小さい人や、もともと目が小さい人もいるのです。

ということは、カラコンなしの人は無意識のうちに盛れることはないメイクをしているということになりますから、まずはカラコンなしでも盛れるメイクを身に付けていく必要があると言えるでしょう。

また、カラコンと同様にそろそろやめたい、卒業したいと考えているアイテムであるつけまについても、つけまなしメイクをしたいという限りなくナチュラルで現代のニーズに合ったメイク方法を模索している人もいます。

カラコンありメイクの落とし穴

カラコンなしメイクのやり方!裸眼でもしっかり可愛く盛れる!
(画像=『lovely』より引用)

多くの女性たち、そして多くのカラコンを常用している人にとってカラコンがあるメイクはどのような女性でも可愛く見えてしまいます。

しかし、カラコンありのメイクをしている女性の顔付きは皆同じような顔に見えることも多いでしょう。これは今流行りのハーフメイクであっても同様です。

カラコンにもそれぞれサイズがあります。基本的には裸眼よりも大きい作りになっているため、目の幅が小さい人が装着するとまるで爬虫類のような顔に見えることも少なくありません。

多くの女性たちが「可愛い」と感じるカラコンありメイクは皆同じ顔付きに見えることの他にも、白目の幅が小さくなりすぎることによって違和感を覚える注意点。まさにカラコンありメイクの落とし穴でもあり、カラコンをやめたくなる理由にもなるのではないでしょうか。

ではそんなカラコンなしメイクを目指している人に向けて、カラコンなしでも盛れるメイクを詳しくご紹介していきます。ぜひ日頃のメイクに役立ててみてくださいね。

カラコンなしメイクのコツ①アイシャドウはグラデーション

カラコンなしのメイクに必要なのはまずアイシャドウです。目を盛れるメイクというのはアイシャドウの使い方にも注目していきましょう。

目を盛れるためのアイシャドウはブラウン系やオレンジ系の落ち着いたカラーを選択し、3~4色程度バリエーションが多いアイシャドウを選ぶとハーフメイクにも役立てられます。また、いくつかの種類があれば奥二重や一重の難しい瞼にも適応できます。

盛れるデカ目にするためにはアイシャドウをアイホールに乗せ、徐々にグラデーションを作っていくように塗っていきます。また、アイシャドウをアイホールに広く乗せることでカラコンなしでも際立つ目元に仕上げることができます。

アイシャドウのあとアイラインを引き、再度上からぼかすようにブラウンのアイシャドウを乗せればより盛れる目元になれます。しかし、アイシャドウを選ぶ際は青や紫といったカラーは適していません。

ポイントとして使用する分には良いですが、アイホールに暗いトーンのカラーを乗せてしまうと老けたように見えてしまいます。デカ目に盛れるメイクにすることも重視したい点ですが、元気で若々しい盛れるメイクに繋げていくことも大切です。

カラコンなしメイクのコツ②アイラインは極細に

カラコンなしでも盛れるアイラインの引き方は、極細がポイント。良くデカ目に盛れるメイクはアイラインをガッツリ太く引くことだと考えている人も多いですが、アイラインが太いと反対に目が小さく見えてしまいます。

また、カラコンなしでも盛れるアイメイクは目の横幅も欲しいところです。そのため、アイラインを目尻の際まで引いたあとはそのまま続けてキャットラインを少し取り入れてみると良いでしょう。しかし、はみ出し過ぎるのはNG。

アイラインを目尻からはみ出し過ぎると下品な印象に見えてしまうため、アイラインを引く際は細く、そしてある程度の横幅にはみ出すことが重要です。

また、カラコンなしのメイクはアイメイクが締まらない印象を受けるため、アイメイクの締めとして目の下1/3の辺りにもアイラインを引いてみても◎ナチュラルにしたい人は下のラインは引かなくても十分に目を大きく見せることはできます。

カラコンなしメイクのコツ③つけまなしのアイメイク

カラコンと同様に依存性の高いメイクアイテムと言えばつけまつげ。最近ではまつエク需要が高まり、つけまつ毛をする人も少なくなってきましたが、取り外し可能で低価格なつけまつ毛は、衰退することなく利用している人もまだまだいます。

しかし、つけまつ毛はのりが剥がれてしまうと再度付け直さなければならないため、面倒に感じている人も多いよう。そんなつけまつ毛を卒業したいつけまなしメイクを希望している人は、つけまなしでも盛れるように自まつ毛に力を入れていきましょう。

つけまなしメイクは今まであったつけまがない状態なので不安に感じる人も多いかもしれません。しかし、つけまつげと同様にボリューム感を出してあげればつけまなしでも十分盛れるメイクができます。

マスカラの効果に着目し、ボリュームと長さが出るタイプを選んでみましょう。まつ毛の根元にボリューム感を出し、まつ毛の先端を真っ直ぐ上に向くように角度を上めに上げながら塗っていくと良いでしょう。

つけまなし+カラコンなしは目元の印象が大きく変わります。そのため、目の下のまつ毛にもしっかりめにマスカラを付けていくと良いでしょう。マスカラをする前に、長さやカールをキープしてくれるまつ毛下地を付けることをおすすめします。

カラコンなしメイクのコツ④マスカラはボリューム感をイン

先ほどつけまなしとカラコンなしのまつげメイクをご紹介しましたが、カラコンなしのメイクは基本的にマスカラをガッツリ塗ることが前提です。

今まで使用していたつけまつげの種類によってもマスカラは変えた方が良いのか考えますが、カラコンがないメイクを今までしていなかった人にとってはカラコンがないだけで新しいメイクとなりますので過去に使用していたつけまのような種類のまつげにする必要はありません。

まつげは一重や奥二重でも関係なく着目したいところなので奥二重や一重の人は特に重視するようにしましょう。あまりにバサバサとしたつけまを使用していない限り、マスカラ一つでも十分つけまなしメイクを仕上げることは可能です。

ただし、現在使用しているマスカラにボリュームを持たせることが難しいのであればボリュームと長さが出るマスカラに変更してみるのが良いでしょう。奥二重や一重の人はつけまなしでも女性らしいまつげに仕上げることができればよりデカ目に盛れることができます。

カラコンなしメイクのコツ⑤黒目の上にアイラインを

ナチュラルでありながら手を加えるところは加えているオルチャンメイク。そんなメイクが近年の女性たちの間で流行しています。そんなナチュラルなオルチャンメイクはアイラインをもう一工夫プラスして盛れる目元に仕上げていきましょう。

特に忘れがちな目の上の粘膜はアイラインを引くことによって大きく印象を変えることができます。粘膜にはペンシルやジェルタイプのアイライナーが◎黒目の上に短く引くことで、まつ毛とアイラインの位置が近くなり、デカ目メイクに仕上げることができます。

これだけではまだまだ盛れていないと感じた場合は、下の粘膜にも同様にアイラインを引いていきましょう。上下の目の粘膜にアイラインを引くことでかなり印象が違って見えますよ。

カラコンなしメイクのコツ⑥涙袋でも目を盛れる

そもそも目が盛れるメイクというのは顔全体を見て目の幅がいかに強調されているかにかかっています。頬の位置から目の位置まで長い距離に見える人は目が小さく見えますし、反対に目が大きく見える人は頬から目までの位置が短い人が多いです。

ということはカラコンなしでもこの目から頬の位置を短くすることによってデカ目に盛れるということ。距離を短くするために涙袋をより強調させていきましょう。

もともと涙袋がある人は上からハイライトを乗せて強調していけば良いですが、涙袋がない人は薄いカラーのブラウン系アイシャドウなどを使って涙袋の基本となるラインを目の下に描いていきましょう。

ぷくっと少し膨らみがある箇所に沿うようにブラウンでラインを描いていき、またその上からハイライトやパール、ラメの入ったアイシャドウで目の下の形も強調させていきます。自然な涙袋に見えるように練習していくと良いでしょう。

カラコンなしメイクのコツ⑦目頭にオレンジ系をプラス

カラコンなしやつけまなしといったナチュラル思考の現代メイクでは、「さりげない手の加え方」が最も重要と言っても過言ではありません。

派手なギャルメイクなどは至る箇所にメイクをしていることがバレてしまいますが、うっすらと薄付きのメイクであればまるでノーメイクのような顔付きに見せることも可能です。

そんなさりげないアイメイクに仕上げるためには、ブラウン系のアイシャドウの他にもオレンジ系の温かみのあるカラーのアイシャドウを使って手を加えていくと良いでしょう。特におざなりになりがちな目頭付近は実はデカ目に盛れる重要なメイクになります。

白のハイライトを目頭に塗ることに抵抗がある人は、オレンジ系のアイシャドウを目頭に塗ってみるのもひとつの盛れる手段です。

カラコンなしメイクのコツ⑧眉毛は太眉に

カラコンなしでも盛れるアイメイクは目のみにあると思っていませんか?実は目を大きく見せるためには眉毛も重要な箇所となります。眉毛はその人の知性を表す箇所でもあり、感情を相手に伝えるツールにもなっています。

そんな眉毛は現代女性に合うように太く、平行に近いなめらかなアーチを描いていくことがポイント。真っ直ぐな平行眉ではなく、やや眉山を釣り上げた形の眉毛にしていきましょう。

カラコンなし、つけまなしのメイクでは顔の印象がどうしても薄くなってしまいますが、眉毛をやや尖らせ、太い形にしていくことではっきりとした印象を見る側に植えつけることができます。

カラコンなしメイクのコツ⑨オルチャンメイクを参考にする

カラコンなし、そしてつけまなしのメイクで目を盛れるメイクにするのは分からないという人は、オルチャンメイクをしている女性の顔を参考にメイクを進めてみても良いでしょう。最近流行りのオルチャンメイクは、素顔を活かしたアンニュイなピュア顔。

ナチュラルでまるで湯上り美人のように肌質も透き通っています。オルチャンメイクに憧れている女性も多いですが、オルチャンメイクは手を抜くところは抜く、そして手をかけるところはかけるというちょっとしたコツを掴むことで簡単にできるようになります。

オルチャンメイクは肌質を重視し、ポイントメイクにはあまり手をかけていないようにも感じますが、上記したアイラインや涙袋などの強調させたい箇所が明確にメイクされているため、非常に自然に見せることができるのです。

オルチャンメイクオルチャンメイクを全て完璧に身に付ける必要はありません。いいところのみを取り入れ、あなたのニーズに合ったオルチャンメイクにアレンジしてみるのもいいでしょう。

カラコンなしメイクのコツ⑩ハーフメイク

カラコンなしではハーフメイクができない…と悩んでいる人もいるでしょう。ハーフメイクも現代女性が憧れる像ですが、実はそんな難易度が高そうなハーフメイクもカラコンなしで実現することができます。

まずハーフメイクをする上で意識して欲しいのは顔に陰影をつけるということ、アイシャドウのやり方を確立することです。顔の輪郭回りや鼻筋といった箇所に丁寧にシェーディングを入れてハーフメイクに近づけていきましょう。

さらにシェーディングを乗せた上からハイライトを乗せてみたり、顔の出っ張っている箇所にもハイライトを乗せるとより陰影の付いたハーフメイクになれますよ。

アイシャドウについては少し濃いめのブラウン系アイシャドウを使い、グラデーションを付けたらアイホールの最も上層部となる眉に近い位置に陰影を付ける意味でカラーを入れていきます。

こうすることによってハーフメイクがより際立ち、カラコンなし、そしてつけまなしであっても綺麗な顔に見せることが可能です。

カラコンなしメイクのコツ⑪ギャルメイク

ハーフメイクと同様にまだまだ根強く人気があるギャルメイクについても知りたいところです。ギャルメイクと言えばとにかく濃いメイクというイメージでカラコンは必須といったところですよね。

しかし、そんなカラコンなしでは難しそうなギャルメイクもカラコンなしで仕上げていくことが可能です。また、カラコンなしのギャルメイクはカラコンありのギャルメイクと比較すると清楚系で綺麗な印象になります。

まず眉毛に着目していきましょう。ギャルメイクは抜け感がないメイクでもあるため、きちんと形を整えた眉毛で且つ、カラーを髪の色よりワントーン上げて仕上げていきます。

チークはピンク系やオレンジ系などの発色の良い色合いで元気に見せていきます。頬に自然に馴染む程度の色の濃さで入れましょう。また、目元を強く見せたい場合はペンシルタイプのアイラインを使って目の上下にラインを入れていくと良いでしょう。

カラコンなしメイクのコツ⑫奥二重

カラコンなしメイクに不安を感じやすい人と言えば二重以外の奥二重の人ですよね。メイク映えしないと言われている奥二重の人ですが、メイク次第でそこまで心配はいりません。

奥二重の人がカラコンなしメイクを望んでいる場合、まずまつげは上に引き上げすぎないことが肝。奥二重の瞼はどうしても上を向くほど目元がきつく見えがちです。

そこにさらにまつげをアップさせてしまうときついイメージを与えてしまうことになるため、ビューラーは使いすぎないように注意しながらアイシャドウやアイラインを使ってタレ目に仕上がるようにしていきます。

タレ目に仕上がれば奥二重であっても優しい印象を作ることができますし、アイラインの角度を目尻より少し下げてあげるだけでカラコンなしでもデカ目を狙うことができます。奥二重は上瞼が重たくなる印象なので、下瞼に塗るアイシャドウは薄い色にすると良いでしょう。

カラコンなしメイクのコツ⑬一重

メイクを行う上で最も難易度が高い一重の人は、カラコンなしでは到底デカ目は無理と諦めている人も多いことでしょう。一重は切れ長で個性的なクールアイを作ることが可能な目。今流行りのアンニュイ顔もお手の物です。

コツを抑えれば一重の人でも盛れるメイクが可能になります。一重の人向けのメイクではまず囲むアイメイクは厳禁だということをチェックしておきましょう。

一重瞼に囲みメイクをすると余計目を小さく見せてしまうため、アイシャドウは圧迫感を出さないためにブラウン系を主に使っていくとGood◎

まつげのカールをしっかりと上げてからロングタイプのマスカラを使ってカラコンなしのデカ目に仕上げていきましょう。瞼が厚くない一重の人は淡い発色のピンク系アイシャドウを目尻側に少しインしてみても可愛いですよ。