とはいえ、SixTONESの過去作と比較してみると、「バリア」は過去最低のスタートであることが判明。昨年発売の12thシングルは「音色」(5月発売)が初日39万4,153枚、13thシングル「GONG/ここに帰ってきて」(7月発売)は初日32万4,294枚を記録。その前を遡ると、2020年1月にCDデビューして以降、最も低かったのは「共鳴」(22年3月発売)の初日28万710枚だった。
前述の通り、新曲「バリア」の初日は27万8,021枚だったため、「共鳴」を下回る初動となり、ネット上の一部ファンからは「『バリア』が過去最低の初日売り上げでビックリしてる」「本当にファンが減っちゃったんだな」などと困惑している。
SixTONES、売り上げ低迷の要因は「メンバーの“熱愛2連発”」
なお、SixTONESをめぐってはシングルだけではなく、アルバムや映像作品も売り上げが減少傾向に。彼らは、昨年開催したドーム公演の模様を収録したDVD&Blu-ray『VVS(バイブス)』を同年10月にリリースし、DVDが初週7万7,483枚、Blu-rayは16万3,682枚で、合計24万1,165枚を売り上げていた(オリコン調べ、以下同)。
ただ、23年11月発売のDVD&Blu-ray『慣声の法則 in DOME』は、DVDが9万9,658枚、Blu-rayは20万120枚を記録していたため、5万枚以上もダウン。そして、今年1月発売の5thアルバム『GOLD』は初週42.2万枚だったが、4thアルバム『THE VIBES』(24年1月発売)の初週49.7万枚を超えられず。いずれも右肩下がりの状況だ。売り上げ低迷の要因について、芸能ライター・阿部ベア氏が解説する。
「やはり、メンバーの“熱愛2連発”はダメージが大きかったのでしょう。昨年7月に『女性セブン』(小学館)が、ジェシーと女優・綾瀬はるかの真剣交際をスクープ。映画『リボルバー・リリー』(23年8月公開)で共演した2人は撮影後に親密な仲に発展したといい、同誌はジェシーが綾瀬の住むマンションに通う姿を激写していました。続けて、8月には『週刊文春』(文藝春秋)がSixTONES・森本慎太郎と女優・森川葵の熱愛を報道。昨年4月期に放送されたドラマ『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)での共演を機に交際を始めたそうで、同誌は彼らが2泊3日のタイ旅行に出かけていたと報じたんです。特に森本に関しては、ジェシーの報道でファンが大荒れしている中で旅行していたこともあり、多くのファンが幻滅していました」