対人恐怖症の症状1【対人不安・緊張】
・会社で上司や異性の同僚と話すだけで、心臓がバクバクと跳ね上がる。
・同期のやり手と話すだけで、とんでもなく疲れる。
・たくさんの人に注目されると、それだけで恐怖が沸き起こって来るし、自分のオドオドした態度を見て、不快な気分にさせるのではないかと憂鬱になる。
対人恐怖症の症状2【予期不安】
・会議や発表する場になると、得も知れぬ不安が襲ってきたり、暑いわけでもないのに顔が真っ赤になってしまう。
・傍観者であれば問題ないのに、発表の当事者となると足や手が勝手に震えだす。
対人恐怖症の症状3【表情不安】
・自分の表情が不自然に感じられて、奇異な目で見られている気がする。
・自分の容姿に自信がない、むしろブスだと感じていて辛い。
・人前で笑ったつもりでも、顔面が引きつって、ゆがんでしまう。
・人と話す時は相手が誰であれ、いつも顔がこわばる。

対人恐怖症の症状4【多汗症】
・暑いわけでも、体を動かしたわけでもないのに、むしろリラックスしていても、なぜか汗が大量に出てくる。
・緊張を感じると、手が尋常でないくらい汗まみれになる。
・対面で話していると、頭のてっぺんから異常なほど汗が流れ出てきて、髪が濡れたようになってしまう。
対人恐怖症の症状5【吃音不安】
・人を前にして話そうとすると、言葉がうまく出て来ず、どもってしまう。
・電話で話すのが怖いと感じてしまい、普通に話すことができない。
・緊張すると口の中が異様に乾いて、頭の中で言うことを整理できていても、ちゃんと言葉にすることができない。
対人恐怖症の症状6【視線恐怖】
・人と目を合わせて会話ができない。
・会社でも公共の場でも、人の視線が気になって仕方がない。
・落ち着かない気持ちをごまかすためか、ついわき見をしてしまう。
・常に見張られている気がして落ち着かない。
視線恐怖は他人からの視線を過剰に恐れるものですが、「自己視線恐怖」と呼ばれる、自分の視線が他人を不快にさせているという恐怖に怯える症状もあります。

対人恐怖症の症状7【おなら・唾液恐怖】
・職場でも学校でも、移動中の乗り物の中にいる時など、おならが漏れて、まわりの人に引かれているような感じがする。
・しーんと静まり返った空間で唾液を飲み込むと、他人に聞こえてしまって、嫌がられているような感じがする。
「自己臭恐怖」と呼ばれる、自分が異臭を放っていて、他人を不快させていると悩む症状もあります。実際は何の臭いもないのですが、本人は本気で臭いが存在すると思い込み、人との接触を避けるようになります。