そんな常盤は、ドラマの番宣をかねて2月9日放送の『日曜日の初耳学』(同局系)に出演。
MCの林修との対談の中で00年に木村拓哉とW主演し、最高視聴率41.3%を記録した伝説のドラマ『ビューティフルライフ』(同局系)の最終回について言及した。
林から木村の印象を聞かれた常盤は、「わりとアドリブを入れられる方で、セリフの順番とかも違っていたりするんですね」と回顧。また、同ドラマの最終回を見ていないことを告白し、その理由を「(演技の参考として)もうチェックの必要がないから」と説明した。
そうした中、この常盤の発言に厳しい反応を示した人物がいた。同ドラマを手掛けたTBSの元プロデューサーの植田博樹氏だ。
同月10日に自身のXで〈昨日の初耳学 自分の系列局の貴重なコンテンツを毀損する「笑い」って、誰が得するんだ。笑えもしないし、この役者(常盤)は主演だよね。相手の主演(木村)を貶め、最終回、観てないのは自由だけど、だったら話題にしないで欲しい。傷つくお客様がいるので。映像貸し出した責任者も同罪だ〉と投稿し、怒りをあらわにしたのだ(現在は削除)。
「確かに、『ビューティフルライフ』は今なお語り継がれる名作ですから、主演が最終回を見ていないことにガッカリした視聴者もいたかもしれません。とはいえ、常盤は『最終回を見ない』という自らの演技スタイルについて語っただけで、決して木村や作品を貶める意図はなかったはずです」(前出のテレビ誌編集者)
にもかかわらず、なぜ植田氏はここまで常盤の発言に怒りを露わにしたのか? じつは、植田氏は過去にも問題発言で物議を醸したことがあった。
「一昨年10月、元King&Princeの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が新事務所TOBEに合流した際、Xで『人って、道を踏み外すと顔つき変わる。元仲間が困っている時に、背中から斬りつける真似は、僕は好きじゃない』と投稿(現在は削除)。植田氏は同年1月放送のKing&Princeの永瀬廉が出演したドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』を手掛けていたことから平野らの独立を“裏切り”と決めつけて、炎上しています。プロデューサーとして参画した『ビューティフルライフ』についても強い思い入れがあったのでしょうが、突然の激怒はファンのことをおもんぱかってのことだろうが、感情的になりすぎていたのでしょうが、『御上先生』をPRしたかっただけの常盤はさぞ困惑したことでしょう」(週刊誌の芸能記者)