人気女性誌『CLASSY.』(光文社)が波紋を広げています。

CLASSY.(クラッシィ) 2025年04月号
『CLASSY.(クラッシィ) 2025年04月号』光文社
恒例となっている着回しコーデの特集が「医師と結婚したすぎて院内の外科医とドロドロ院内不倫をするオペ看の着回しコーデ」という内容で「医療従事者をバカにしている」として炎上。同社は3月11日に公式HPで謝罪するという事態にまで発展しました。

◆ドロドロ不倫をするオペ看護師の着回しコーデで炎上

2025年2月28日に発売された2025年4月号『CLASSY.』では、「オペ看護師が主人公! スカートしばりの着回しDIARY」として着回し企画を掲載しました。

これまでもたびたび特定の職業や独特のストーリーで着回し特集をしていた同誌。主人公の看護師役にはトラウデン直美さんが扮し、医者役にはお笑い芸人の三福エンターテイメントさんが登場。今回初めてとなる医療モノを取り上げ、実際に医療現場で撮影したことなど大々的に企画を組んでいたことがうかがえます。

しかし内容を見るとただの看護師の着回し特集ではなく、医師と結婚したい看護師が院内の外科医とドロドロの不倫をしているという設定。男女が薄暗い室内で手を繋いでいる写真など、不必要に不倫を押し出していました。

同誌が発売されるとSNSには「着回しコーデでわざわざ不倫を設定する意味がわからない」、「女性誌が不貞行為である不倫を推奨しているみたい」といった批判が多く寄せられていました。

また「医療従事者がみんな不倫をしているかのようでバカにしている」、「フィクションなら笑えるけど、細かいオペ看の設定や実際に医療現場で撮影してリアル感を出しているのが悪質」、「真面目に働いているのにまるでAVみたいにされて、こういうことが看護師に対するエロい偏見や現場でのトラブルにも繋がる」など、医療の現場に従事する当事者からも怒りの声が寄せられていました。