Aコープのロゴ(写真:サイゾーウーマン)

 農協が運営するスーパーマーケット「A・coop(以下、Aコープ)」について、全国各地で閉店が続いています。Aコープとは、どんなスーパーなのか? 実際に買い物してきました。

目次

・【Aコープ】とは?
・2025年1月閉店の伊勢原店に行ってみた
・【Aコープ】品質と味は確かなスーパー!

【Aコープ】とは?

 Aコープとは農業協同組合(Agricultural Cooperative)の略称。 つまり農協(JA)グループのスーパーマーケットで、国産を中心にした生鮮野菜や精肉を販売したり、JAグループのプライベートブランド「エーコープマーク」品も展開しています。なお、COOP(生協)のスーパーとはまったく別物です。

 全国に展開していますが、昨今は閉店が続出しているもよう。特に、鳥取県の全17店舗が23年〜24年3月までにすべて閉業するというニュースは衝撃を与えました。

 これに続くように、岐阜県のAコープも25年2月末までに10店閉鎖すると報じられています。岐阜県の閉店店舗はすべて赤字営業だったとのこと。ほかにも、24年から25年1月末までに各地で閉業店舗があるようです。 

 なおエーコープと似たような施設には、生産者が農産物を直接販売するJAの「農産物直売所(JAファーマーズマーケット)」があります。

【Aコープ】2025年1月閉店の伊勢原店に行ってみた

Aコープ伊勢原高森店(写真:サイゾーウーマン)

 1月31日で閉店するAコープ伊勢原高森店にやって来ました。「農産物直売所」の主張の強さにJAの要素を感じますね。

 店内では、閉店のお知らせと閉店セールのチラシが掲示されています。

閉店のお知らせ(写真:サイゾーウーマン)
閉店売りつくしセースのチラシ(写真:サイゾーウーマン)

 売り場に入ってすぐは、地元の名産品コーナー。JA神奈川による神奈川の商品が残りわずかに並んでいます。