店内を見渡すと、閉店5日前のためほとんどの棚が空っぽ。平日の昼2時という時間帯のせいか客足もまばらで、ゆっくりと商品を見られるのはうれしい半面、活気のなさがさみしさもあります。

地元、神奈川の名産コーナー(写真:サイゾーウーマン)
棚は空っぽが目立つ(写真:サイゾーウーマン)

 それでも、さすがJA! 生鮮野菜は一通り並んでいます。メインに陳列されているのは「JA」印のついたものが中心で、筆者は初めて目にするブランド野菜も多く、見ているだけで楽しくなってきます。

 たとえば、茨城県の「JAなめがたしおさい」のさつまいも「紅優紅」。細長い形状が特徴的ですね。

 「優れた甘さ!」との言葉の通り、焼き芋にして食べてみたところ、まるでスイーツのような濃厚さ。ねっとり系のさつまいもの中でも、かなりのおいしさです。

JAなめがたしおさいの「紅優甘」(写真:サイゾーウーマン)

 JA豊橋の「とよはしトマト」はミディトマトのサイズ。真っ赤な完熟色がおいしそうで、実際に食べると、甘くてジューシー! 

 酸味と青臭さは抑えられていて、果肉は甘みがあり、トマトの旨みがすごい。ちょっと衝撃を受けました。

JA豊橋の「とよはしトマト」431円(写真:サイゾーウーマン)

 精肉コーナーの棚も閉店に向けて片付けられていて、点数が絞られています。

 神奈川県のブランド肉「やまゆりポーク」、Aコープのブランド鶏だという「みちのくハーブ鶏」が目を引きます。その、みちのくハーブ鶏の「しっとりボイルドチキン」等が3割引きになっていたので、購入決定です。

Aコープでしか買えない商品(写真:サイゾーウーマン)
「しっとりボイルチキン 柚子胡椒味」716円(写真:サイゾーウーマン)

 魚は干物も鮮魚もそろっていて、中でも小田原漁港の地魚が豊富な印象です。北海道産の真たら、宮城県産の生めかじきも並んでいて、どれも身が厚く、立派です。

 小田原漁港のいかの刺身は、パックしたてのものを店員が追加で並べていて、人気のほどがうかがえます。

「真さば」431円(写真:サイゾーウーマン)