屁理屈を言う人への対処法を知ろう
屁理屈を言う人の特徴を紹介してきましたが、あくまで特徴ですので、対処法とはまた別の話です。今回紹介した特徴を基準にして、屁理屈を言う人を見極め、これから紹介する対処法で屁理屈を言う後輩に対処するということが大切になってきます。
様々な対処法をこれから紹介していくわけですが、それらはその対処法に適した相手というものがあります。つまりは、それぞれの対処法を行うべき、人間を見極めなければならないということです。
このような部分は、屁理屈を言う人の心理や特徴を合わせて読むことで、理解できるようになってきます。例外的な部分もありますが、基本的にはその考えで、対処法を選んで、実行していきましょう。
では、さっそく屁理屈を言う人への対処法を紹介していきます。
【屁理屈を言う人への対処法①】論破する
屁理屈を言う人への対処法として、まず挙げられるのが論破する、という対処法です。
論破とは、論理で相手の意見を言い破ることを言います。つまり、相手の屁理屈に対して、一つ一つ、どこが間違っている、どこが矛盾しているということを指摘し続け、相手が屁理屈すら言えないようにするのです。
このような対処法は、プライドの高い人に対して有効な対処法です。プライドが高い人は、こちらを舐めている傾向があるため、このような圧倒的な力を見せることにより、それ以降、何も言わなくなります。
ただしこれは、相手の論理を叩きのめすだけの能力が必要です。例えば、これで屁理屈に負けるようなことがあると、さらに相手は調子に乗ることになります。
また、イライラしてしまい、例えば暴力を振るうようなことがあると最悪です。その人からの信用は今後一切得られなくなりますし、何より社内で問題になってしまうかもしれません。論破に失敗したからといって、このような行動だけは取らないようにしましょう。
【屁理屈を言う人への対処法②】普段から褒める
屁理屈を言う人への対処法としては、普段から褒める、という対処法もあります。この対処法は、自分の能力を認めて欲しい、過小評価して欲しくない、という人に対して、使える対処法です。
何かミスを注意された時に、自分の能力を認めて欲しいと思うということは、これは普段から、能力を認めてもらえていないということでもあります。だからこそ、そのような時にあなたがきっと勘違いする、と後輩は思い、そう思われないための屁理屈を言うのです。
つまりは、後輩とあなたの間に、信頼がないということが原因だということです。そしてそれは、普段あなたが、後輩のことを褒めない、ということが原因でしょう。根本的な問題はそこなのです。
そのため、例えば、仕事をしてもらった時に感謝をするということや、例外的に優遇するというようなことをすると、後輩は認められていると感じるようになります。これを普段からやっておけば、注意することがあっても、屁理屈を言わなくなるため、実行してみましょう。
【屁理屈を言う人への対処法③】文章で伝える
屁理屈を言う人への対処法としては、文章で伝える、という対処法もあります。文章とは、例えば会社内のメールなどです。注意する時に、言葉で叱るのではなく、メールのような文章で伝えるようにするという対処法となります。
これを使うのは、愛情に飢えている人です。愛情に飢えている人は直接話すと、様々な手段を使って、構ってもらう努力をするため、他の対処法はあまり効果がありません。
そのような相手に対しては、例外的にメールで注意するという対処法を使えば、直接話さないため、話を引き伸ばすことができず、屁理屈を聞かないで済むようになります。
ただし、例えばこの方法をプライドの高い人に行ってしまうと大変です。そのような人は、嫌がらせでそのようなメールを送ってきた、と感じてしまいます。パワハラなどと騒がれる可能性もあるため、注意しておきましょう。