屁理屈ばかりを言う人間に困り果てている人も多いのではないでしょうか。何かにつけて屁理屈で返答されると、さすがに面倒になってきます。何とか、対処する方法はないものでしょうか。そこで今回は屁理屈を言う人の心理と、対処法について紹介していきたいと思います。
【はじめに】屁理屈ばかりを言う後輩
会社で働いていると、様々な後輩の面倒を見なければなりません。その中でも面倒な後輩と言えば、何でも屁理屈で返してくる後輩でしょう。
先輩として仕事のダメだしや注意をしていると、適当な理由を見つけては反論してきます。たまにならば良いですが、毎回そのようなことになってしまうと、どれだけ温厚な人でもブチギレしてしまうものです。
なぜこのような後輩は屁理屈ばかり言ってくるのでしょうか。そしてこのような後輩には、どのような対処をすれば良いのでしょうか。
そこで今回は、これから屁理屈ばかりを言ってくる後輩に悩まされないようになるために、屁理屈を言う人の心理や特徴、対処法などを紹介していきたいと思います。これらをしっかりと学んで、手強い屁理屈後輩をぎゃふんと言わせてやりましょう。
屁理屈を言う人の心理を知ろう
屁理屈を言う人に困っている人は、とにかく屁理屈な後輩に対する、対処法を知りたいことと思いますが、それはいったん待ってください。屁理屈な人への対処法を知る前に、実は学んでおかなければならないことがあります。それは屁理屈な人の心理です。
屁理屈を言う人には、その人特有の心理というものが存在します。その心理を理解することで、どのような対処すれば良いのかということがわかってくるため、まずは屁理屈を言う人の心理を知ることが大切なのです。
敵を倒すためには、まず敵を知ることから始めなければなりません。本来であれば知りたくもない、屁理屈を言う相手ですが、自分が優位な立場を取るために必要なことですので、しっかりと勉強しておきましょう。
では、屁理屈を言う人の中にある、代表的な心理を紹介していきたいと思います。
【屁理屈を言う人の心理①】プライドが高い
屁理屈を言う人の心理としては、プライドが高いという心理があります。プライドが高い人に出会ったことがないという人はいないでしょう。それほど、プライドが高い人は世の中に溢れています。
プライドの高い人が年上であれば特に問題はないですが、後輩のような年下の人間にプライドの高い人間がいると厄介です。プライドが高い人間は、年上の人間にも噛み付いてくるため、それこそ屁理屈を言って、上司や先輩を悩ませる存在となります。
プライドの高い人間は、人に否定されることを異常に嫌います。だからこそ、明らかに間違ったことでも、自分は間違っていないという反発心によって、屁理屈を言うのです。
簡単に言えば、プライドの高い人間の屁理屈は、自分自身を守るための屁理屈ということになります。ある意味、防衛本能のようなものと近いところがあるため、かなり厄介です。
【屁理屈を言う人の心理②】認めて欲しい
屁理屈を言う人の心理として、認めて欲しい、という心理もあります。
このような心理は誰にでもあるものですが、屁理屈を言う人は他の人に比べると、認めて欲しいという心理がかなり強いです。そのため、屁理屈を先輩に対しても言うようになってしまいます。
屁理屈を言う状況を考えれば、当然、先輩が屁理屈を言う後輩に対して、何か指導であったり注意をしたり、ということをしている状況ということになります。屁理屈を言う人間はそのような時に、心理の中で、確かに間違えたのは事実だけど頑張ったこともまた事実、ということを考えています。
つまり、先輩などは結果だけを見て、注意をしますが、後輩としてはただそれだけでは済ませて欲しくない、という心理なのです。プロセスの中にある努力を無かったことにされたような気がして、それを分かってもらおうと、認めて欲しい心理が強い人は、屁理屈を言うようになります。