一人暮らしで寂しい男女に贈る、孤独感への対処法7
【自分を好きになる】
人には承認欲求があります。家族といっしょに住んでいる時は、だれかが「おかえり」と言ってくれたのに、一人暮らしでは誰も応えてくれない…そうして寂しさが募り、深層心理で自分は認められていないと感じてしまうのです。
では、「おかえり」の一言があれば寂しいと思わないのであれば、さっさと一人暮らしを解消すべきなんですが、もちろんそんなわけにはいかないですよね。
承認欲求を満たすには、自分を好きになって、まわりに認められていることを感じることが一番の近道です。そして、自分を好きになるには、「理想とする自己イメージ」を捨て去ることから始まります。
つまり、自分の嫌だと思う部分にも目を向け、肯定してあげるのです。ヒーロー・ヒロインのようなカッコいい自分なんて、どこにもいないのです。
等身大の自分を見つめられるようになれば、自分を好きになることができます。また、他人の物差しに振り回されることなく、寂しいと感じることもなくなるでしょう。
一人暮らしで寂しい男女に贈る、孤独感への対処法8
【積極的に人が喜ぶことをする】
寂しいと口にする人の多くに見られるのが、「常に誰かから連絡が来るのを待っている状態」であることです。社会人でも大学生でも、お互いの生活がある中で、常に一人暮らしのあなたのことを考えてくれる人なんてまずいません。そんな人は両親や家族くらいです。
待っているくらいなら、自分から人が喜ぶことをしてみましょう。そうするうちに、どんどん人とのつながりができてきます。「どうすれば人に喜んでもらえるか?」を考えるだけで、寂しいと感じる時間が減っていくでしょう。
あと気を付けるべきは、自分が積極的に動くことで、他人がどう思うかを気にしないことです。よかれと思ってしたことでも、状況や環境によっては、よくないと思うことも多々あります。
大切なのは、「自分が人のために動いている」ことを誇りに思うことです。そうすれば、あらゆることに感謝できるようになってきます。究極、一人暮らししていることが何らかの糧になるとすら思えてくるはずです。
そして、自分自身に誇りを感じることで、何より自分自身が幸せになることができるのです。
一人暮らしで寂しい男女に贈る、孤独感への対処法9
【他人と比べない】
幸せそうな家族連れを見て、「一人暮らしの自分とは天と地の差だな」とネガティブ思考に陥る人は多いようです。他人と比べてしまうのは人間の性ではありますが、これは自分を愛するパワーも低めてしまう行為です。
なぜなら、他人の「よく見える点」にフォーカスしてしまうからです。その点と比べて自分がダメな人間と思ってしまい、劣等感やコンプレックスばかりが育ってしまいます。
一見幸せそうに見える家族であっても、裏ではどのような悩みを抱えているかは、第三者からはうかがい知れません。彼氏・彼女がいるから幸せに見える人も、実はとんでもないトラブルを抱えているかもしれません。
つまり、自分が見えている他人のいい部分は、ひとつの側面であり、後は自分の思い込みが作り上げた妄想に過ぎないのです。
「一人暮らしだから寂しい」ではなく、「家族では味わえない一人の時間が満喫できる」という思考に切り替えてみましょう。見えてくる世界が変わってくるはずですよ。