スピード離婚をする夫婦の原因と特徴 ⑯頼る人がいない
結婚を機に県外へ引っ越すこともあります。その場合、親や仲良くしていた友人と離れることになりますよね。
身近に頼れる人がいなくなり、悩みがあってもなかなか相談できずストレスになることもあります。
結婚するといくら子なしでも頻繁に地元に帰ることもできないので、いっそのこと離婚して帰りたいと思うこともあるようです。
この際に、夫が仕事で忙しかったり非協力的だったら、なかなか悩みを打ち明けることもできませんよね。
新婚時にそのような状態では、この先夫婦を続けていく自信もなくなってしまいます。
そして意外と親には相談できずひとりで悩むことが多いので、何よりもお互いの協力が必要だと思います。
スピード離婚をする夫婦の原因と特徴 ⑰不妊
結婚して1年も経つと子供について考えることもあると思います。
その時に、女性不妊や男性不妊が原因でなかなか授かれないこともあります。
不妊治療は女性は痛みを伴い、男性は恥ずかしいと思うもの。
お互いが前向きに頑張ることができれば問題ないと思いますが、子供に関することは双方の親もある程度関わってくるので、不妊に悩んでいる子なし夫婦にとっては板挟みになりストレスを感じてしまうことも。
不妊だからスピード離婚するというわけではなく、その際の環境次第とでもいうべきでしょうか。
追い詰められたり、子なし夫婦であることが耐えられなくなったら3年以内での離婚も十分あり得る話だと思います。
中には、姑さんに「子なしは恥ずかしい」「子なしは世間体が悪い」などといわれるケースもあるようです。
そこまで言われてしまったら、頑張る気にもなりませんよね。
スピード離婚をする夫婦の原因と特徴 番外編
舅からのセクハラ・モラハラ
これはなかなか稀なケースですが、舅からのセクハラやモラハラが原因で離婚することもあるようです。
結婚を機に同居になり、舅から必要以上に触られたり暴言を吐かれるなんてストレスでしかありません。
特に舅からのセクハラなんて恥ずかしいし、なかなか相談できませんよね。
夫が真剣に取り合ってくれない場合もあります。
次第に、夫への不信感へと繋がり、離婚になってしまうことも。
スピード離婚したらどうなる?
子供の親権や養育費、慰謝料
できちゃった婚や早めの妊娠、出産ですでに子供がいる場合、子供の親権や養育費で揉める可能性があります。
その手続きだけで疲れ果ててしまうかもしれません。
この場合は、子なし夫婦のほうがスムーズに進みますね。
浮気やDVなどで慰謝料が発生する場合も、スムーズに進まず最終的に裁判になるというケースもあります。
また、スピード離婚では婚姻期間が短く、積み立てた財産が少ないので、財産分与もあまり期待できません。
周囲との関わり
スピード離婚となると気になるのが、周囲の人たちとの関わり方。
祝福されて、ご祝儀ももらって結婚したのにスピード離婚だなんて、恥ずかしいしなかなか言いづらいですよね。
ですが、当然職場の人たちへの報告は必要です。
特に子供がいる場合、親は恥ずかしいし世間体も気にして離婚を止めさせようとするかもしれません。
また、子供もその状況に振り回されるので、子供のケアも大事ですよね。
子なし夫婦の場合は、手続き上は比較的離婚しやすいかもしれませんが、それでも親や周囲から「恥ずかしい」「世間体が」と言われる可能性もあります。
どちらにしても、多少なりとも周囲に影響を及ぼすことになります。
スピード離婚を決めたら、そのことも頭においておく必要がありますね。