絡まる髪のほどき方を知っておこう!
髪はなるべく絡まらないようにするのが一番髪にはいいことなんですが、実際に絡まってしまった場合はほどき方をどうすればいいのでしょうか。
ほどき方を抑えておくだけで、様々なヘアスタイルやカラーなども心置きなく楽しめるようになりますね。髪が絡まりやすい場面、またその際のほどき方のコツを紹介します。
シャンプー後コームを通すのは乾いた後
まず髪が絡まりやすい場面ナンバー1はシャンプー後の濡れた髪。濡れた髪は摩擦が大きく、根本から一気にコームを通そうとしても、髪が絡まりやすくなっています。
シャンプー後の濡れた髪にコームを通すのではなく、まず最初に髪を乾かしてからにしましょう。濡れた髪はキューティクルが開いており、痛みやすい状態なんです。なので乾かしてサラサラの状態にしてからコームを通すようにしましょう。
髪の毛が絡まるときは手ぐしや荒いコームを使っていこう
髪が乾いても絡んでしまっているときはあります。そんなとき細めのコームで髪を梳かそうとしても引っかかるばかりか、髪切れを起こしてしまったりといいことはありません。
こんなときの髪のほどき方はまず、手ぐしや荒いコームを使って、絡みを少しずつ取っていきます。こうすることで少しずつ髪がまとまってきますので細いコームが通しやすくなるはずです。
毛先から少しずつコームを通していこう
ヘアスタイルで逆毛を立てるような場合、髪の流れが一定ではありません。なのでコームを通すとそれだけですぐに髪が絡んでしまいます。こんなときのほどき方は毛先から少しずつコームを通していくようにしましょう。
絡まった髪を毛先に向けて少しずつ抜いていくようなイメージで、ちょっとずつ髪を整えてあげましょう。
髪の毛が絡まる所は少しずつ毛束を取って
髪の毛が絡まりやすいとき、毛先ですらコームが通らないときもあります。そんなときのほどき方は髪全体にコームを通すのではなく、少しずつ毛束を取って絡みを取っていきましょう。
頑固な髪の毛の絡みは、親指1本程度の太さを目安に毛束を取りましょう。これなら無理せずコームが通ります。髪が乾いている状態なら少しずつ絡みが解けていきますので、これを髪全体に行ってみましょう。驚くほどサラサラになります。
どうしても取れない頑固な髪絡みはヘアオイルで
手ぐしやコームで少しずつ髪がほどけていけばいいんですが、しっかりと絡んでしまうとそれだけではちょっと難しい場合も。そんなときのほどき方はヘアオイルを使ってみましょう。
そのほどき方とは、まずヘアオイルと細い棒を用意します。細い棒にヘアオイルを塗って、髪が絡んだ塊に差し込みます。
髪が絡んだ場所の隙間を広げるように棒で広げていきましょう。このほどき方でまずある程度、髪の絡みを緩めていきます。その後毛先に向かってすこしずつ絡みを抜いていくんです。ちょっと時間はかかりますが、ヘアオイルで髪の痛みも保護しながら、滑りやすくして絡んだ場所がほどけてくるはずです。
このほどき方なら髪が切れることもありませんし、髪へのダメージも最小限に抑えることができます。どうしても取れない頑固な髪絡みはヘアオイルと細い棒でほどいていきましょう。
とにかく「無理をして引っ張らない」ことが大切
髪の毛が絡まった場合、とにかく無理をしないことが大切です。強く引っ張ってしまえば髪が切れてしまったり、髪が結び目のように固く絡んでしまいます。こうなるともう自分では切る以外の方法がなくなってしまいます。
無理に引っ張らないように、ちょっとずつ毛先からほどいていくように心がけておきましょう。髪の途中で切らなければならないようなケースでは、その部分だけハネたり、まとまらず飛び出したりしてしまいます。
絡みやすい傷んだ髪には洗い流さないトリートメント
髪が傷んでしまっていたり、細く柔らかい髪の毛、絡みやすいヘアスタイルなど、髪が絡む要因はたくさんあります。どんな髪質でもどんなヘアスタイルでも、髪が絡みにくくなるアイテムは洗い流さないトリートメントです。
洗い流さないトリートメントなら傷んだ髪も補修、保護してくれますし、どんなヘアスタイルでも関係なく使っていけますからね。毎朝のセット前に髪全体に馴染ませてあげるだけです。
ミルクタイプのものやミストタイプ、オイルタイプのものなど種類がありますのでお好みで使うようにしてみましょう。カラーやパーマ、色々なヘアスタイルも気兼ねなく楽しめます。
ミルクタイプ
洗い流さないトリートメントでミルクタイプの特徴を紹介してみましょう。ミルクタイプは髪馴染みもよく使いやすいのですが、何よりダメージヘアへの補修成分が髪に入れやすいことが特徴です。あまりオイリー感がないのでべたつきが気になる方はミルクタイプの洗い流さないトリートメントが向いています。
欠点として熱から髪を守る力は弱めです。そのためドライヤーやアイロンを多用する場合は不向きになる場合も。
オイルタイプ
オイルタイプの洗い流さないトリートメントは、熱による髪へのダメージをガードしてくれるところが大きなメリット。ドライヤーやアイロンの熱から守ってくれるので、髪を痛めないようにする効果があるトリートメントです。
また紫外線からも守ってくれるので、夏の強い日差しにはこちらのオイルタイプが効果を発揮してくれることでしょう。
ただオイルタイプの商品は髪の毛に浸透して髪のツヤやダメージを補修してくれる成分がミルクタイプ、ミストタイプに比べて少なくなっています。そのため補修、髪の栄養を入れるというより、ダメージを受けないためのトリートメントとして使うメリットが大きくなります。
ミストタイプ
髪にシュッと1吹きで、髪のダメージを補修してくれるミストタイプはお手軽で持ち運びにも便利です。また髪馴染みも非常にいいですし、べたつかないので簡単にリタッチできるところが大きなメリットでしょう。
髪を保護する成分も入っていて浸透力も高めです。ただ欠点はミルクタイプと同じく熱から髪をガードする力が弱いということ。ドライヤーやアイロン前に使うのであればオイルタイプを選ぶ方が無難かもしれません。
これで貴女もサラサラヘア!髪絡みの悩みから解放
いかがでしたか?髪の毛が絡まる原因や対処法を見てみました。ヘアスタイルや髪質、パーマやカラーなど、髪を痛める原因はそれぞれですが、髪が絡みやすくなることにつながってしまいます。
大切な自分の髪なので、少しでも労ってあげたいものですよね。髪が絡まってしまったときのほどき方や、対処法を見ていただいて美髪をキープしていきましょう。