グランドフォークス基地は空軍の主力部隊である第319偵察航空隊が駐留し、諜報や監視、偵察任務の拠点になっている。地元議会は、フーフェングループの存在が安全保障上の脅威になっているとして、工場建設計画を許可しなかった。

 中国企業による土地購入を規制する地方レベルでの動きは強まっている。ワシントンポストによると規制を目的とした法案が今年、33の州議会で提出されている。法案数は81にのぼり、既にアラバマ州、アイダホ州、バージニア州などで成立している。

 中国企業が購入した農地で中国政府がスパイ活動を仕掛ける可能性があり、米国と敵対する企業が過剰な農地を取得すれば、米国内の食料供給が危険にさらされると考える米国人は増えている。