まつげを抜く癖の対策法は?
まつげを抜く癖の原因や心理、デメリットについて説明しましたが、「もうまつげを抜くのは止めよう」と思っても、いざとなると無意識にまつげを抜いてしまったりと、なかなか癖を治すのは難しいと思います。
そこで、まつげを抜かないための対策法をご紹介します。
まつげを抜く癖の対策法①太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びると、人間の体内ではセロトニン神経というものが活性化されます。
私達人間が太陽の光を浴びたときにホッと温かい気持ちになるのは、太陽の温かさだけでなく、体内でセロトニン神経が活性化されているからとも考えられています。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神的不安やストレスを沈め、心を落ち着かせてくれる作用がありますので、積極的に太陽の光を浴びるようにしましょう。
まつげを抜く癖の対策法②運動する
嫌なこと・悲しいことを家にこもってモヤモヤと考え続けていると、そのネガティブな記憶が脳に定着され、更に精神的ダメージになってしまうと言われています。
ネガティブなことから気をそらすためにも、スポーツやストレッチなど運動して体を動かすことをおすすめします。
嫌なことを忘れられるだけでなく、運動をすることでストレスが解消される効果もあります。
また外出すれば人目がありますから、自然とまつげを抜く行動を防ぐこともできます。
まつげを抜く癖の対策法③食事に気を使う
コンビニ弁当やファストフードなど添加物の多いジャンクフードは控え、バランスのよい食事を心掛けることも大切です。
まつげに良い食品は、肉や魚、卵などたんぱく質を含む食品です。
まつげなどの毛の主成分はケラチンというたんぱく質からできています。
たんぱく質が不足すると毛が細くなり、ハリやコシがなくなります。
たんぱく質は臓器や血液を作る元でもあるので、優先的にそちらに吸収されてしまい、命に関わらない体毛への吸収は後回しになってしまいます。
そのためたんぱく質は少しだけ取るのでなく、積極的に取るように心がけましょう。
また、食事で取り入れたたんぱく質を吸収しやすくするためにはビタミンが必要になります。
ビタミンは肌の乾燥や皮脂の過剰分泌を防ぎ、血行を良くしてくれる作用があります。
まつげに栄養を行き渡らせるためにも、積極的にビタミンも摂取しましょう。
・ビタミンA
新陳代謝を促し、肌の乾燥トラブルを防ぎます。
ビタミンAを含む食品 豚肉、鶏肉、うなぎなど
・ビタミンB群
たんぱく質の吸収を高め、細胞の新陳代謝を促進します。
ビタミンB群を含む食品 レバー、さんま、バナナなど
・ビタミンC
たんぱく質やコラーゲンの構成を促進するはたらきがあります。
ビタミンCを含む食品 アセロラ、のり、ピーマンなど
・ビタミンE
血行を促進し、全身に栄養を行き渡らせるはたらきがあります。
ビタミンEを含む食品 煎茶、ひまわり油、アーモンドなど
ミネラルを含む食品もまつげによいとされています。
・亜鉛
細胞の新陳代謝を活発化させ、たんぱく質の吸収を高めてくれます。
また、抜け毛を抑制するはたらきがあります。ストレスで失われやすい栄養ですので、サプリメントで意識的に取り入れても良いです。
亜鉛を含む食品 牡蠣、かつお、チーズ、パプリカなど
・鉄分
血中のヘモグロビンを生成し、血行を良くしてくれます。
血行が悪くなると毛根に栄養が行き渡らなくなってしまうので、まつげには必要不可欠な成分です。
鉄分を含む食品 鮎、あさり、こんにゃく、バジルなど
・セレン
老化を防ぐ抗酸化作用を持っているので、まつげや肌を若々しく保つはたらきがあります。
セレンを含む食品 まぐろ、かつお節、牛肉、卵など
また大豆、乳製品、バナナなどはトリプトファンという成分を含んでいます。
トリプトファンは体内でセロトニンを生成する原料となり、セロトニンが生成されることで不安感が抑えられ、精神的に落ち着きやすくなります。
また、ココアにはテオブロミンやカカオポリフェノールといったストレスを解消する成分が含まれています。
まつげを抜く癖の対策法④パソコン・スマホを長時間使用しない
パソコンやスマホを長時間使用していると目が疲れ、体が前のめりになり、目の周辺や肩、首がこりやすくなる原因になります。
眼精疲労やコリは血行不良が原因ですので、まつげにも栄養が行き渡りにくくなってしまいます。
パソコンやスマホを使う場合は使用時間を制限するか、30分ごとにストレッチをするなどの習慣を付けるようにしましょう。
まつげを抜く癖の対策法⑤夜更かししない
夜更かしはストレスがたまる原因にもなりますので、ストレスを解消するために結果的にまつげを抜いてしまうことも考えられます。
また、まつげが生えるために必要な成長ホルモンは夜中の22時~2時に生成されると言われていますので、まつげを生やしたい方は夜更かしを控えるようにしましょう。
まつげを抜く癖の対策法⑥目の周辺を触らない
花粉症やハウスダストなどのアレルギーを持っている人は、目を強くこするとまつげが抜けたり、肌がストレスを感じてシミができやすくなる他、目元のハリがなくなってシワができやすくなる原因になります。
目がかゆくなっても目をこすったりせずに洗浄液で目を洗うか、目薬を点眼しましょう。