仕事や勉強、家事などで忙しい日々を送る内にストレスがたまると、無意識にまつげを抜く癖はありませんか?余りにもまつげを抜くのが癖になっているようであれば、それは病気の可能性もあります。 今回はまつげを抜く癖の原因と対策法についてご紹介します。
まつげを抜く癖の原因・心理は?
まつげを抜く癖の原因は、緊張やストレスから自分の気持ちを落ち着かせるための心理的な行動だと考えられています。
イライラすると爪を噛む人もいますが、これもまつげを抜く癖と同じく、ストレスを抑えるための心理から来る行動と言えます。
まつげを抜く、爪を噛むなどの行動をすることによって一時的に落ち着いたり、気持ちいいと感じるために何度も繰り返す結果、それらの行動が癖となって定着してしまうのです。
まつげを抜くのは痛くないの?
まつげを抜く癖がない人からしてみれば、「まつげを抜くって痛くないの?」と思いますよね。
しかし、まつげを抜くことが習慣のようになっている場合、人にもよりますが、痛いというより気持ちいいという心理があるようです。
まつげを抜くことでストレスから解放された気分になり、その気持ちいい感覚が忘れられず、癖になってしまうのです。
なぜまつげを抜くのが気持ちいいのか?
まつげだけでなく、髪の毛やまゆげを抜くのが気持ちいいという人もいます。 最初は痛いという感覚の方が強いのですが、抜き続けている内に慣れてしまい、痛いより気持ちいいと感じる心理の方が強くなるようです。
・毛が抜ける時のプツンという感覚が気持ちいい
・毛根鞘(毛根に付いているゼリー状のもの)ごと抜けるのが気持ちいい
・毛根鞘ごと抜けると汚れを取り出せたようで気持ちいい
・抜いた毛に毛根鞘が付いているのを見ると気持ちいい
・毛がなくなって肌がツルツルになるのが気持ちいい
・かゆくなった肌の周辺の毛を抜くとかゆみが消えて気持ちいい
・毛を抜いた痛みから解放される瞬間が気持ちいい
・枝毛やくせ毛を抜くのが気持ちいい
というように、人によって気持ちいいと思う心理にも違いがあるようです。
まつげを抜くと濃くなる?
まつげを抜いて濃くなるということはありません。
むしろ、まつげを力任せに抜くと毛根にダメージを与えることになり、まつげは細くなり生えにくくなってしまいます。
ではまつげを切れば濃くなるかというと、濃くなったようには見えますが、まつげ自体は濃くなりません。
まつげに限らず人間の毛は先端が細くなっていますので、途中で毛を切ると毛の太い断面が見えるために毛が濃くなったように見えるだけです。