まつげを抜く癖のデメリットは?

一旦まつげを抜く癖が定着してしまうとその行動を治すのはなかなか難しいですが、まつげを抜くことで一時的に気持ちいい気分になれても、それ以外に得られるメリットはなく、デメリットの方がはるかに多いです。

そこで、まつげを抜くことでどんなデメリットがあるのかご説明します。

まつげを抜く癖のデメリット①目が炎症を起こしやすくなる

まつげは本来目を守るために生えているものですので、目に入るホコリなどのゴミや太陽の光、紫外線を遮る効果を持っています。

まつげを抜いてしまうということは、常に目を無防備に晒していることになりますので、目にゴミが入りやすくなったり、花粉やハウスダストなどのアレルギーを持っている人は、目が炎症を起こしやすくなるデメリットがあります。

また、まつげを抜くときに手に付着している菌やウイルスが目に入る可能性も考えられますので、結膜炎などの眼病にも感染しやすくなるデメリットもあります。

まつげを抜く癖のデメリット②目元の印象が悪くなる

まつげは顔の一部ですから、人によく見られる部分でもあります。

人と会うときにまつげがないと「変だと思われるのでは」と本人も不安な心理が生まれ、相手もまつげが無いことに気付いた場合、何となく気まずい気持ちになるかもしれません。

特に人と会話するときには目を見て話しますので、自然と目元は見られていますし、女性の場合はアイメイクで顔全体の印象が随分変わりますので、まつげがないと華やかな印象がなくなり、目元の印象が寂しくなります。

このように、まつげが無いことによって対人関係で心理的デメリットが生まれることも考えられます。

また、まつげが無い状態を隠すために一時的につけまつげやエクステなどで隠すこともできますが、つけまつげやエクステは付け続けると自分のまつげを痛めることになり、まつげが生えにくくなってしまうデメリットもあります。

まつげを抜く癖のデメリット③老け顔になりやすくなる

顔には肌のハリを保つ表情筋がたくさんありますが、目の周りにある眼輪筋は繊細なため、まつげを抜くときに引っ張る力で、眼輪筋の繊維が切れてしまうデメリットがあります。

眼輪筋が切れたり衰えたりすると、目元のたるみ、しわ、クマができやすくなります。

また、瞼の開閉がしっかりできなくなることもあり、ドライアイになりやすくなるデメリットもあります。

特に瞼のハリがなくなると、アイシャドウの乗りが悪くなる、アイラインが引きにくくなるなどのデメリットがあります。

まつげを抜く癖のデメリット④精神的疾患になる可能性がある

まつげを抜く癖が重症化すると、それは精神的疾患と考えられる場合があります。

最初はストレスを感じたときに1、2本抜いていただけだったのが、一気に10本、20本と抜いてしまったり、まつげが生えているだけで抜きたくなってしまうほどまつげを抜く癖が重症化した場合は自分だけで治すことは難しいので、メンタルクリニックで心理療法を受ける必要があります。

まつげを抜く癖のデメリット⑤まつげが生えなくなる

まつげを抜き続けていると、まつげの毛根が引っ張られるストレスに晒されて生えてこなくなってしまったり、皮膚の中で伸びて埋没毛になってしまうデメリットがあります。

まつげが生えにくくなってしまった場合はまつげ美容液を使ったり、まつげが埋没毛になってしまった場合は、眼科で治療する必要があります。