掃除系YouTuberが発信し、今ではSNS上でも掃除の技として頻繁に見る「トイレ用洗剤を目的外に使う方法」は、実は危険。その瞬間は簡単に落ちてキレイになっても、材質が傷みます。変色や劣化が早くなるため、数カ月後には逆に汚れやすくなる可能性も。洗剤は使用用途を守るほど安心です。

【やってはいけない掃除】
6位:どこにでも「メラミンスポンジ」を使う

片付けのプロが教える「やってはいけない掃除」ベスト18! 100均の結露防止シートは絶対NG?の画像10
似ているようで違う!(C)maki_organize

 水をたっぷり含ませてこするだけで汚れを落とせる「メラミンスポンジ」ですが、フローリング床材、コーティングされた浴槽(ツルツルの材質)、プラスチック素材など、使用NGの素材がいっぱい。確認してから使用しましょう。

【やってはいけない掃除】
7位:石素材に「クエン酸」「重曹」「酸素系漂白剤」を使う

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写真は「ポリエステル系人造大理石」の洗面ボウル(C)maki_organize

 「クエン酸」「重曹」「酸素系漂白剤」は、石材の艶を奪います。基本的に「石材」には使用しないのが無難。石材には、天然大理石、人工大理石(樹脂系)や人造大理石(樹脂系と石材の混合)がありますが、見た目では区別できません。人造大理石の種類もポリエステル系とアクリル系とあり、扱い方も異なります。艶材(コーティング)の種類もさまざまです。石材のお手入れは「中性洗剤」が基本と思ってOK。汚れが強い場合はご自宅の「取扱説明書」で確認します。

【やってはいけない掃除】
8位:「塩素系洗剤」の使いすぎ

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排水口まわりの「泡そうじ」は、スッキリ快適!(C)maki_organize

 「塩素系洗剤」は使い方が簡単だからと、あらゆる場所に使う人が増えているそう。ただ、近距離で使う場合はマスクや手袋、メガネなどの保護と換気が必要。プラスチックやステンレス素材にも使えますが、しっかり水で落としきらないと変色や劣化の原因になります。

【やってはいけない掃除】
9位:「分解掃除」のしすぎ

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ゴムパッキンの寿命が短いのも理由の一つ(C)maki_organize