【足を組むしぐさの心理②】リラックスしている

足を組むときの心理の2つ目は、リラックスしているというものです。

1つ目のストレスを感じている心理とは、真逆のことになりますが、リラックスしているときにも、足を組む人が多くいます。

相手が深く腰をかけて、背もたれに体重を預けて、ゆったりとした動作で脚を組んだときには、それはリラックスしている状態だと思って間違いないでしょう。

人は緊張状態にあると、すぐにその場から逃げられるような体制をとるものです。

足を組んだ状態だと、すぐに動くことができませんよね。

足を組むというのは、緊張感や警戒心が強いときにはできない行動だと言われています。

あなたと話をしているときに、相手がゆったりとした状態になって、足を組んだら、あなたとの会話を心地よく感じていて、リラックスしているということを表しています。

【足を組むしぐさの心理③】自己防衛

足を組むときの心理の3つ目は、自己防衛の心理です。

腕を組むときと同じように、足を組む時も、相手に対して、警戒心を抱いて、相手を拒絶したい、相手を受け入れたくない、という気持ちが現れることがあります。

腕を組むのとセットになって、足も組んで、相手が体中に力を入れたことを感じたら、あなたに対する警戒心が高まったということを表しています。

特に、話し合いなどをしていて、突然相手が足や手を組みだしたら、相当あなたとの話し合いを警戒しているということの現れです。

その話し合いに、極度に緊張感が走っていることを感じたら、その日はいったん打ち切って、お互いに持ち帰って検討したほうがいいでしょう。

【足を組むしぐさの心理④】威嚇

足を組むときの心理の4つ目は、威嚇したいという気持ちの表れです。

会社などの会議の場では、1番偉い人が、腕を組んでいたり足を組んでいたりします。

これは、その場にいる人達に対して、自分の存在を、より大きなものに見せたいという気持ちの表れだと言われています。

腕組みを威嚇の意味合いでする時と同じように、威嚇するために足を組むときにも、相手に対して自分の体をより大きく見せたいという心理が働きます。

足を組んで座っている人は、偉そうな態度、と言われることがありますが、それは、そういった意味があるからです。

腕を組む癖は直せる!!

ここまで、腕を組むときの心理、足を組むときの心理についてそれぞれ見てきました。

腕を組むときの心理には、集中したい時や、リラックスしたいときといった、ポジティブな意味の心理もありましたが、どちらかというと、他の人が抱く印象と同じように、ネガティブな意味合いで腕を組むことが多いことが分かりましたよね。

でも、胸の前で腕を組むことが癖になっている人もたくさんいます。

この胸の前で腕を組む癖を、直すことはできないのでしょうか。

やはり、社会人になって、ビジネスマンとしていろんな人と初対面で会わなくてはならないような立場に立った場合には、胸の前で腕を組む癖を持っているというのは、相手にネガティブな印象を与えやすいので、デメリットにはなっても、決してあなたのメリットになるものではありません。

直せるものなら、この癖は直したいものですよね。

実は、この腕を組む癖というのは直すことができるのです。

腕を組む癖がついてしまったのは、腕がブラブラとしていると、手持ち無沙汰に感じるから、という人がほとんどです。

だから、腕がブラブラとしないようにしてあげれば、自然と腕は組まなくなるものです。

腕をブラブラさせてることに、手持ち無沙汰な感じを感じたときには、腕を組むのではなくて、両手の指を組むようにしてみましょう。

立っているときには、自分のおへそよりも下の辺りで、座っているときには膝の上で、指を組むだけで、手持ち無沙汰な感じは全くなくなるはずです。

それと同時に、腕を組んでいるときと比べると、社会人としての印象がぐっと良くなります。

腕を組むのが癖になってしまってると感じている人は、ぜひ試してみてください。

腕を組む癖を直して人間関係を円滑に!!

腕を組む人の心理についていろいろと見てきましたが、いかがでしたか。

腕を組むポーズというのは、スポーツマンやモデルさんがカメラの前でやっている分には、本当にかっこいいポーズにもなります。

しかし、社会人がビジネススーツを着て、腕を組んでいるのは、あまりいい印象を人に与えないものですよね。

やはり、社会人になると、そういったところも細かく周りからチェックされるものです。

腕を組むのが癖になってる人は、早めに直して、どんな人とでも円滑な人間関係を簡単に結べるように直したほうがいいですよ!