腕を組むしぐさが癖になっている人って結構多いですよね。腕を組むしぐさにはデメリットはあっても、どうやら対人関係であまりメリットはないようです。腕を組むしぐさが癖になっている人というのは、どんな心理で腕を組む癖がついてしまったのでしょうか?!
ついつい腕を組む人って多いですよね
腕を組むしぐさが癖になっている人って結構いますよね。
最近では、街中でもみんなスマホをいじるようになりましたが、どうしてもスマホもいじれなくて、手持無沙汰になった時など、ついつい腕を組んでしまう人って結構多いように感じます。
腕を組むしぐさというのは、スポーツなんかでもよくみられるもので、例えばサッカーやラグビーでは、試合の前のチームごとの記念撮影では、出場メンバーがカメラの前で揃って腕を組みます。
カッコいいプロの選手たちが揃って腕を組んでいる様子は、見ていてもカッコいいと思うものです。
しかし、日常生活で私たちが頻繁に腕を組むことは、他の人達からはあまりいい感じで見てもらえないことも多いみたい。
この記事では、それでもついつい腕を組むしぐさをしたくなってしまう心理などについてみていきたいと思います。
腕を組むのは何のため?
腕を組むしぐさの心理についてみていく前に、まずは、人は何のために腕を組むのか、ということについてみていきたいと思います。
人が胸の前で腕を組むというしぐさをするのは、突き詰めていくと、胸を守る、ということに行きつくようです。
腕を組むことで守ることになる胸の中には、人間の体の中で最も大切な器官だといえる、心臓と肺があります。
例えば、肝臓や腎臓、胃などの臓器というのは、病気や事故ですべて摘出してしまっても、生きる事は出来ます。
しかし、心臓と肺はそういうわけにはいきませんよね。
片方の肺だけならば、摘出してもなんとか生きることはできますが、両方の肺を失ってしまったら命はありません。
心臓は言うまでもありませんね。
この人間の命にとって、最も大切な臓器が入っている胸を守る、というのが、腕を組むというしぐさを人間がするようになった根本的な理由のようです。
そして人が腕を組むしぐさをしたくなる心理というのは、その心臓や肺を守らなくては、という無意識での防御反応と大きく関係しているようです。
腕を組む癖が人に与える印象とは?!
腕を組むしぐさが癖になってしまっている人は、あなたの周りを見てみても、かなりの数にのぼると思いますが、あなたはそういった人を見てどんな印象を持ちますか?
前の項にも書いたように、腕を組むと言う仕草には、胸の中にある心臓や肺を本能的に守ると言う意味合いがあります。
腕を組むという行為に、そういった意味があるということを、はっきりとはわからない人でも、腕を組んで胸を隠すようなしぐさが、防御的な意味合いが強いものだという事は誰にでもわかります。
と言う事は、自分の前で腕を組んでいる人に対しては、多くの人は、自分に対して防御の体制をとっていて、心を開いていないという風に受け取ってしまうのです。
相手と喧嘩をしている時ならいいでしょうが、ビジネスの場などで、オープンマインドで接する必要がある場では、腕を組むと言うしぐさはあまりいい印象を与えるものではありません。
腕を組むのはデメリットばかり!!
いつでもどこでも腕を組むしぐさをすることが、癖になってしまってる人というのはかなりいますよね。
腕をぶらぶらさせておくと、手持ち無沙汰になってしまう感じになるので、ついつい腕を組んでしまうという人もいます。
寒い日には、少しでも体を縮こませて暖をとるために、腕を組むという人もいるでしょう。
しかし、本人としてはどんな理由で腕を組むというしぐさをしていたとしても、人前で腕を組むしぐさをするということは、今、目の前にいる相手に対して、防御の姿勢をとっているという風に受け取られてしまうものです。
別に、自分の心の中では、その人に対して警戒心を全く抱いてなかったとしても、もしあなたが、その人の前で腕を組むしぐさをしながら話していたら、その人はあなたが自分のことを警戒していると思うものです。
人と一緒にいるときに、腕を組むしぐさをするということは、相手に喧嘩腰な感じの印象を与えてしまいます。
相手を威嚇する必要があるようなシチュエーションでなければ、人前で腕を組むしぐさをすることには、デメリットしかないと考えた方が良いでしょう。