新潮によれば、「元祖プレイボーイ」と呼ばれた俳優・火野には、40年以上連れ添った事実婚の「内縁の妻」のほか、生涯籍を抜くことのなかった本妻がいるという。その「二人の妻」との関係を生前、新潮に語っていたそうだ。
火野は2歳年上の幼なじみの女性と15歳から交際を始め、18歳で同棲。21歳の時に結婚して、1男1女をもうけた。
しかし新婚早々に女優の新藤恵美との浮気が発覚し、結婚から4年とたたずに妻を捨てて出奔。その直後に受けた女性誌の取材に、本妻は「いつか必ず帰って来てくれる。そう信じています」と心中を吐露していた。
一方、1981年から交際を始め、40年超にわたって生活を共にした「内縁の妻」との間には二人の娘がいて、火野の最期を看取ったのもその三人だったという。決して離婚はせず、二人の妻を持ち続けた火野正平。
一風変わったこの「三角関係」の背景を、芸能レポーターの川内天子はこう読み解いている。
「これまで火野さんの交際相手として名前の挙がった芸能人は紀比呂子さんや望月真理子さん、小鹿みきさん、仁支川峰子さんなど数知れず。十数年前、小鹿さんと仁支川さんを取材した際、二人とも“あの人と暮らせてよかった”“ホント、ほっとけない男なのよ”と、火野さんとの交際を宝物のように大切な思い出として語っていたのが印象的でした。ひょっとしたら、籍を抜こうとしなかった本妻の心情にも通じる部分があるのでは」
果たして、火野の真意はどこにあったのか。2019年、新潮が火野に本妻と籍を抜かない理由を尋ねると、こう答えたという。
「向こうが“抜こう”って言ってこないから」
実にカッコイイ。
ところで、12月2日から、紙の保険証の新規発行が停止になる。
私のようにマイナ保険証を持っていないし、持つ気もない人間はどうしたらいいのか?
結論をいえば、何も変わらないのである。紙の保険証の有効期限が切れるのは来年の12月2日だし、それが切れる前に、保険証の発行元から「資格確認書」が交付され、郵送されてくるそうだ。