◆ポジティブになれなくても大丈夫
――どうしてもポジティブになれないときもあると思うのですが、そんなときに有効なマインドの保ち方はありますか?
木下:私が心がけているのは、運動することと人に話すことです。運動は発散できると同時に、その瞬間に集中できます。違うことに目を向けることが大切だと思っていて、1つの悩みに止まってしまうとどんどん視野が狭くなり、いろんな考えが浮かばなくなってしまいます。目を一旦違うところに向けて、また戻ってきたときに、その悩みを違うように受け取れることもあると思います。
――人と話すことが大切なんですね。
木下:私は仲のいい友人にとにかく話します。自分が思いっきり甘えて、ダメなところや自分の嫌なところを含めすべて吐き出します。もちろんその分、相手のグチもいくらでも聞きます。
そういう関係性の友人がいるので、普段は自分がたとえネガティブマインドのときでも、相手にそれを移さないよう、ネガティブな発言をしないようにしています。それはSNSの投稿でも常に意識していることです。