◆美人に見える基本「HKKの法則」
本書によると、美人に見えるしぐさの要は『HKKの法則』にあるといいます。つまり「H(ヒネル)、K(カサネル)、K(カタムケル)しぐさのこと。たとえば、何かを物を取るときに体をヒネル、対面で話をするときに手をカサネル、話しに頷くときに頭をカタムケル。どれも特別なしぐさではありません。とはいえ、女性らしい曲線をさりげなくアピールできますよね。
ちなみに「ヒネル(H)=アクティブ、カサネル(K)=ゴージャス、カタムケル(K)=ソフト」といった3種類のイメージを作り出すと本書。自分が目指す美人に近づくために、この3つのしぐさを参考にしてみましょう。
◆今すぐ使える、簡単で完璧な美人しぐさ
仕事やプライベートで、あくまでさりげなく雰囲気をグレードアップする方法があるとしたら、知りたいですよね。女性は二の腕の太さや形を気にしがちですが、実は美人に二の腕は関係ありません。大切なのは一の腕、いわゆる「ひじから手首までの間」です。
実際、「手をカサネル場所は、もう片方の腕の『ひじから手首までの間』が、もっとも美しく見える場所」と本書。会社でのミーティング中、カフェでのランチ中などに意識して手をカサネてみましょう。あなたの雰囲気がグッと深みを増すに違いありません。
もうひとつ、立ちポーズで一の腕を際立たせるしぐさがあります。電車やバスでつり革につかまるときに、「つり革を持っているほうの二の腕あたりに、もう片方の手をカサネる」というもの。「二の腕の太さを隠しつつ、スリムな一の腕を目立たせることができます」と本書にあるように、うまく体の長所を生かすことができるのです。