雪組公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』の午前公演が「舞台のトラブル」との理由で公演中断。さらに、7日午前公演も開演予定15分過ぎに「出演者が体調不良で、回復の見込みが立たない」として急きょ中止となり、8日以降は「公演を安全に実施することが困難」との理由で上演中止に。
この非常事態の舞台裏について、6日付「文春オンライン」が報道。記事によれば、これまで2度に渡り劇団幹部に「いったん立ち止まるべきだ」と直訴していた雪組トップの彩風咲奈が、5日の公演中に過呼吸に陥っていたという。
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12月9日
19年に宝塚歌劇団を退団した七海ひろきが、YouTubeで劇団には「向こう側(一般社会)とこちら側(劇団)」を遮断する「分厚いベール」があると説明。「タイムスリップしているくらい、時代の感覚が異なる世界」「浮世離れしていて、時代の変化についていくのが難しい場所」「“変わるべき”って発想できるような環境ではない」として、「劇団が誠実に向き合って、本気で改革に取り組んでくださることを心から願っています」と訴えた。
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12月10日
上演をこの日まで取りやめていた雪組公演を12日より再開すると発表。劇団に対し、「女優たちの体調をなんだと思っているのか」といった批判が続出した。
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12月20日
「文春オンライン」が劇団所属の大物演出家・小池修一郎氏から何度もセクハラを受けたという元演出助手の男性の告発を掲載。加えて、小池氏の後輩演出家もハラスメント行為をしていたと伝えた。
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2024年1月23日
小池氏の続報として、「週刊女性」(主婦と生活社)が小池氏ら告発された演出家が現状“お咎めなし”であると報道。記事によれば、劇団からの聞き取りで小池氏らが全面否定すると、劇団側はそれを受け入れたという。
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1月24日
劇団を運営する阪急電鉄の親会社である阪急阪神ホールディングスが、遺族へ謝罪する意向を固めたことが「産経新聞」などに報じられた。ネット上では「演出家のセクハラが告発された途端、慌てて方針を変えたように見えてならない」といった批判も見られた。
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