宝塚歌劇団が、外部弁護士らからなる調査チームから調査報告書を受領したとして、近日中に内容を明らかにすると発表。

11月14日

木場理事長が会見を開き、調査チームの報告書を読み上げ、遺族に謝罪。長時間労働の問題を認めたものの、これまでに「週刊文春」で伝えられた上級生からのいじめやパワハラは認めず、ヘアアイロンでの火傷についても「ヘアアイロンで火傷をすることは劇団内では日常的にある」と問題視しなかった。同理事長は12月1日付で辞任すると表明。

この日、遺族側も会見を行い、宝塚側がいじめ・パワハラを否定したことに反論し、再検証を求めた。しかし、木場理事長の後継者である村上浩爾取締役は、「そのように言われているのであれば、証拠となるものをお見せいただけるよう提案したい」とコメント。

11月17日

公演を中止していた兵庫での雪組公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』と『FROZEN HOLIDAY』を12月1日の公演から実施すると発表。理由を「公演を行える態勢が整ったため」と説明している。

12月1日

宝塚大劇場で2カ月ぶりに公演を再開。立ち見も出るほどの大盛況だったという。

12月3日

宝塚ファンで知られる上沼恵美子が『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で「あんなきれいな舞台を作ってた美しい役者さんがね、こんな形で死んでしまうっていうのは、これは責任とらなあかんと思いますよね。何か変えないとダメなんですよ」「“もうこのまま時間たったらみんな忘れるやん”って(思ってるかもしれないが)、忘れませんよ。みんな忘れても私は忘れない」「宝塚側も今回、全部吐き出さなあかんと思う!」「隠し通せることじゃないもん」「これはほんま根底からやり直していただかないと、応援できないよね」と厳しい言葉を連発。

12月4日

ニュースサイト「週刊女性PRIME」が、「宙組の陰湿いじめを蔓延させた張本人」として、元男役トップスターの真風涼帆を実名で報道。記事によれば、真風はいじめのターゲットに対し「貴方のそういうところが嫌いなんだよ」と伝えるなどして泣かせていたほか、自分ではほぼ手を下さず、ほかの団員にいじめを指示していたという。これに対し、一部の宝塚ファンから「デマだ!」などと反発の声が続出した。

12月5日