かくして双方が弁護士を立てて親権争いを始めたそうだ。今年5月には民法が改正され、離婚した父母の双方が子供の親権をもつ「離婚後共同親権制度」ができ、2026年から導入される。
文春はこの争いを嗅ぎ付け、菊川と穐田に取材を申し込んだところ、穐田の代理人弁護士から回答があり、
「離婚の合意が成立しました」
といってきたそうだ。
よかったというのか、やれやれというのか。また「東大卒」だけを肩書に、ママタレとしてテレビで顔を見ることになるのだろうか。
さて、お次は国民民主党の玉木雄一郎代表(55)のお話である。
先の衆議院選挙で28議席と大躍進した国民民主党は、玉木雄一郎が、早速、自民党に自党の政策を押し込もうと、話し合いに入った。
だがこの人、顔はよく知られているが、どういう経歴の人間かはあまり知られていない。
東大、大蔵省出身のエリートだが、どうやら玉木のウリは「故・大平正芳首相の親戚」というもので、大平を尊敬しているというのだが、新潮が調べたところ、遠戚に繋がるというのは全くの嘘ではないにしても、相当か細いものだということがわかったというのである。
玉木は学生時代、「タマキング(玉王)」と呼ばれていたそうだが、キングになるために利用できるものは何でも利用するという男のようだ。
彼の政治家としての原点は故・大平正芳元首相で、地盤の一部だけではなく、政治信条も受け継いでいるとされるが、そこには解明されざる「謎」が存在しているというのだ。
4年前の2020年6月、国民民主党の玉木雄一郎代表は故・大平正芳元首相の墓参りをしたことをTwitter(現X)で報告した上でこうつづっていたそうである。
〈敵をつくり相手を貶(おとし)めることで自分の評価を上げる政治手法が蔓延する時代だからこそ大平の「楕円の哲学」の意義が改めて見直されています。郷土の大先輩として少しでも近づけるよう頑張ります〉