一方で、野田をして「建物というパスタ」と評されたランジャタイも、意外に綿密な準備をしていたことを今回の動画で語っている。

 ごくたまに現れる、率直な国崎の言葉だ。

「M-1決勝いくときに、僕らのネタってパッてカメラが移ると何やってるかわからなくなるから、極力、映しといてくれって言ったと思うんですよ。ひとつのアングルにしといてもらえたらありがたいって、言った記憶がありますね」

 衣装も、黒い靴に黒いズボンで上半身の動きや表情だけを見せるように意識していたのだという。

「何が怖いって、相方の伊藤(幸司)が、見たことない鉄腕アトムの赤靴みたいなの履いてきて」