【頭の回転が遅い人の特徴⑧】仕事を覚えない
頭の回転が遅い人の上司になった方は少なからず経験がある事と思います。頭の回転が遅い人は覚えがゆったりで遅いため、普通の人の何倍も同じことを繰り返さないと仕事を覚えられません。
意図して覚えられないのではなく、覚えられないというのが正しいかと思います。頭の回転が遅い人が物事を覚えるには、その人なりの方法があるようなので、その方法を上手く利用して覚えてもらうしかないでしょう。
【頭の回転が遅い人の特徴⑨】報・連・相が苦手
報・連・相とは文字通り「報告」「連絡」「相談」ですが、頭の回転が遅い人はこの「報告」と「相談」が出来ないという特徴があります。
連絡ぐらいでしたら、相手に言われたことをオウム返しで伝えるだけなら何とかできますが、伝える内容を簡略化して報告するというコツが掴めないので、「ここは意見を求めた方がいいだろう」というのは判断ができません。
時折、仕事をしていて頭の回転が遅い人にこの「報・連・相」の必要性を何度説明しても出来ない人が居ます。正直に言ってしまうと、何らかの病気があるのではないかと疑うほどです。ですが、これだけでは病気だとは言い切れません。
【頭の回転が遅い人の特徴⑩】優先順位が判らない
頭の回転が遅い人は判断力がなく、コツを掴んで物事を簡略化してまとめる事が苦手です。ですから、今はこっちの仕事よりあっちを優先的に片付けよう……という優先順位を付けることが苦手なのが特徴です。
ですから判断力が必要とされる仕事では、ほぼ戦力にはなりません。
会話中も同じで、何を優先的に伝えたらよいのが良く判らないので、話が回りくどくなったり、全然別の方向に進んだりしがちです。
【頭の回転が遅い人の特徴⑪】効率化できない
頭の回転が遅い人の特徴として、仕事のコツを捉えて、仕事を効率化する事ができません。先に片付けるべき事が理解できていないので、「今こっちを済ませておけば、後で別の仕事をするときに便利」とか、この仕事はこの工程を省略しても大丈夫だという、簡略化や効率化という考え方が出来ません。
【頭の回転が遅い人の特徴⑫】同時進行ができない
頭の回転が遅い人は、同じ作業を2つ以上同時に進行させることが出来ないのが特徴です。
仕事のコツを徐々に覚えたとしても、一度に1個の仕事しか出来ないのが特徴です。
聖徳太子が同時に10人以上の話を聞いて、その悩みを解決したようなとされていますが、頭の回転が遅い人は1個の仕事でもこなすのに手一杯なので、2つ以上の作業の同時進行など到底無理です。
【頭の回転が遅い人の特徴⑬】経験を上手く活かせない
頭の回転が遅い人は、自分が経験したことを脳内で上手く選別・収納・引き出す事が上手く出来ないと言われています。ですから自分の経験を次に同じ経験をした時に活かすということが出来ないという特徴があります。
会話中も以前の経験を会話に入れ込むコツが掴めず、「あ~そうなんだ」「へぇ」「スゴイね」などの簡単な常用句しか使えないことが多いです。