【頭の回転が遅い人の特徴④】機転が利かない

頭の回転が遅い人は、その場の情報を頭の中で上手く処理できませんから、相手の表情やしぐさを見て、今どうして欲しいと思っているか等の状況が理解できません。なので、相手が急いでいるのにゆったり構えてしまったり、冷たいお茶を出した方が喜ばれるのに温かいお茶を出したりと、とにかく気が利きません。

決してわざとやっているわけではないのですが、気を利かせるコツが判りませんんので、それが相手の気分を逆撫でしてしまうこともあるようです。

仕事となると、この機転の利かなさが表面に出やすく、どうしたら気の利いたことが出来るのか、仕事のコツを掴めずに悩んでいる人も多いようです。頑張っているのに、「アイツは気が利かない」「使えない」と言われるのは、やはり言われる側としては辛いものです。

【頭の回転が遅い人の特徴⑤】判断力がない

その場の情報や自分の気持ちですら上手く処理できませんので、とにかく物事を早く決められません。食事に行ってもメニューを眺めたまま、延々と注文する品物を決められなかったり、仕事でもその場での判断が出来ずに、全然仕事がはかどらない……なんていう状況に陥ってしまいます。

判断するタイミングや判断するコツが判りませんので、会話中も「Yes」「No」がはっきり伝えられず、相手がイライラする事もしばしばです。病気ではないのですが、病的に判断力がないのが特徴です。

【頭の回転が遅い人の特徴⑥】失敗体験が多い

自分では一生懸命に考えているつもりなのですが、それが周囲の流れにそぐわない為、失敗してしまう事が多いようです。失敗することで相手に激怒されたり、周囲の人に責められたりと「大きな失敗体験」が多くあります。

これがマイナス体験となり、「こうしたらまた失敗して叱られるかも……」と思い込んでしまいます。会話のコツも上手く掴めていないので、より一層失敗が怖くなり、「やっぱりこうかな?それともこうした方がいいのかな?」と考え込んでしまう傾向があります。

【頭の回転が遅い人の特徴⑦】怒られても理解できない

何度も言いますが、頭の回転が遅い人は悪気があって失敗したり、わざと失敗しているわけではありません。あくまでも自分なりに「こうした方が良い」と思えることをしているのですが、分析力が今一つ足らないまま結果を出してしまうので、最終的に失敗してしまいます。

そこで「そうじゃないだろ!」と叱られても、「どうして??」と全く理解できていません。仕事で失敗して怒られても、また同じ失敗を何度も繰り返してしまうのは、その失敗がどうしてダメなのかをきちんと理解できていないからなのです。