同社のCEOサム・アルトマンはこういっているという。

「数千日以内には超知能が誕生するかもしれない、ほぼ無限の知性と豊富なエネルギーが手に入る」

 数年以内には、一般的な頭脳労働者と同等か、それ以上の能力を備えたAIが、月額30万円ほどで利用できるようになるというのである。

 AIは、3Dプリンターで、高性能ロケットエンジンも作れるそうである。そのうち、学校の校庭からロケットを発射する時代が来るのかな?

 私は「核融合」というのがよくわからない。日本が中心を担う世界初の実験炉「ITER(国際熱核融合実験炉)」がフランス南部に建設中で、2027年に完成予定だという。

 現代によれば、核融合というのは「人工の太陽」を地上につくるようなものだという。

「核融合炉は年間で数百キログラムの水素とリチウムから、現在の大型火力や原発と同じ100万キロワットの電力を生み出すことができます」(慶応大学理工学部の岡野邦彦元教授)

 その上、放射性物質はほぼ出ず、事故も原理上起きないというのだ。

 そんなうまい話に飛びつかないやつはいない。

 アメリカは、AI開発と電力確保を国策化する「マンハッタン計画」を検討しているという。こうした技術を独占すれば、アメリカが再び世界の支配者になれるとでも考えているのだろう。

 当然、中国もロシアもEUも、同じような考えを持っているだろうから、この新技術を巡って紛争が起き、終いには第三次世界大戦が起こり、人類は滅亡するのだろう。

 どっちにしても私には関係のない話だが、孫たちがどうなるのか? 心配で眠れないな。

 さて、来年のNHK大河ドラマは、江戸時代のメディア王といわれる蔦屋重三郎の生涯を描くそうで、タイトルは『べらぼう~蔦屋栄華乃夢噺~』。

 主演は横浜流星(28)だというが、新潮は、若い人は知っているだろうが、大河の視聴者の多くは高齢者だからと、アイドルの起用に疑問を投げかける。