石破茂もただの総理になりたかっただけの男なのだろう。期待はしていなかったが、こう変わり身が早いとは、「情けないヤツ」と思うしかない。
あのうっとうしい顏を毎日のようにテレビで見せられるのかと思うと……、食欲が落ちるな。
今週の最後の記事は、中国深圳で10歳の子どもが、中国人に刺殺されたという痛ましい事件についてである。文春と新潮がともに巻頭で特集しているが、新潮の取材の方がよくできていると思う。
よって、新潮の記事を中心に見てみよう。
以下はデイリー新潮(09月25日)からの引用である。
《「偶発的な事件」。9月18日に中国南部・広東省深セン市で起きた日本人学校に通う男児の刺殺事件について、中国側はこう説明し、それ以上の詳細を明かそうとせず「ふた」をしようとしている。無論、日本人は誰一人として納得していない。果たして中国の当局には、次に紹介する声がどう響くのだろうか――。以下は、被害男児と同じ日本人学校に子供を通わせている保護者の貴重な証言である。
その保護者、水野さん(仮名)が事件について知ったのは18日午前8時ごろのことだった。
「あの日は7時半くらいに出社し、しばらくたった8時ごろ、学校の保護者が入っているWeChatの緊急連絡網で『通学中に児童が刺されました』との連絡が来たのです。われわれ保護者はそれで初めて事件が発生したことを知りました」
水野さんは中国人の妻にすぐ連絡を入れた。すると、
「妻は『今日はたまたま早く子供を学校に送り届けたから事件に巻き込まれずに済んだ』と。あの朝、妻は『悪い夢を見た』と言っていて、妙な胸騒ぎがするということでいつもより早く子供を学校に送り届けていたのです。普段の家を出る時間はもっと遅いので、本当にちょっとした差で事件に遭わなくて済んだといえるのかもしれません」
中国共産党深セン市委員会の機関紙、深セン特区報などの記事によると、事件が発生したのは午前7時55分。母親と一緒に登校していた10歳の男児が男に腹部などを刺された。