2012年より毎年開催されている、NASA主導のハッカソンイベント「NASA International Space Apps challenge」。世界各地で同時に開催され、2023年は152カ国、402ヶ所で約58,000人が参加した。

まるもりんくは今回、同ハッカソンイベントを「小学生でも参加できる」環境に整え「アイデアコンテスト」のような形にした「Space Apps Marumori」として、10月5日(土)と6日(日)に宮城県丸森町で開催する。

宇宙を学ぶことで子どもの探求心を刺激し好奇心を育む


宇宙は、人々が生きている地球を取り巻く広大な空間。その宇宙を学ぶことは、単に知識を身につけるだけでなく、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」という探究心を刺激し、未知の世界への好奇心を育む。

2022年に発表された「子どもが社会人になるために必要な力に関する調査」では、身につけておけばよかったこととして「語学力」「思考力」「表現力」「行動力」「判断力」が上位にあがっている。

「子どもに教えたい、これからの社会人に必要だと思うことは何か?」という質問では「コミュニケーション力」「自分の意見を持てる力」「自分の意見を人に伝えられる力」「新しいことに挑戦する力」「新しいアイデアを生み出せる力」という答えが多くなっていた。


デジタル社会である現代では、AIが瞬く間に発達し、新しいコンテンツが日々産声をあげている。目まぐるしく時代が変わる現代において「先の見えない状況」でも「前向きに未来を創り上げる力」がハッカソンにはあると同社は確信している。

「ハッカソン」の詳細と地方で実施する理由


ハッカソンとは、エンジニアやプログラマー、デザイナーなどソフトウェア開発関係者がチームを作り、限られた時間内に集中して開発作業を行い、その成果を競うイベントのこと。

都市圏では「ハッカソン」自体は開催数も多く、小学生が参加している光景を目にすることもある。しかし、宮城県丸森町のような地方においては開催どころか、ハッカソンという言葉すらほとんど浸透していないのが現実だ。