おとなしい人はキレると怖いという説

おとなしい人はキレると怖い、とよく言われます。

これは本当なんでしょうか?

では、おとなしい人の心理をもう一度洗い出してみます。
おとなしい人は、受動的な人が多いです。
でも、どうしても自分から何かを発しないといけないとき、挙動不審になってしまいます。

そうした心理から、キャパオーバーであると考えられます。

キャパオーバーの度合いが大きければ大きい程、おとなしい時とのギャップが激しくなります。
それが、キレるといった表現で表れることになります。
一度キレると、どうしようもなくなります。その反面、本人はキレているときの事を覚えてはいません。

普段から喜怒哀楽をきちんと出す人であれば、そのギャップはあまり見られませんし、キレることもありません。
無論、能動的なところも併せ持っていることが前提となりますが…

おとなしい人で、特に受動的な性質を多く持っている人ほど、キレると怖いといったギャップを多く含んでいます。

このキレるという状態は悪い意味でのギャップになってしまっています。
おとなしい人自身は自分ではその心理は分かりません。周りがちゃんと言ってあげましょう。

ただ、キレるというのは、周囲の人間からしたら非常に恐怖なので、家族などでまずサポートをしてあげる方が良いかもしれません。

実はおとなしい人にも種類がある

【おとなしい人の特徴】で9項目解説してきました。
今更ですが、【おとなしい人の特徴】は絵に描いたような"おとなしい人"なんです。

どういうことかというと、実はおとなしい人にも種類があります。
もちろん、絵に描いたようなおとなしい人もいます。
でも、今の世の中、ただただおとなしいだけでは生きていけない、ということがだんだん分かってきていることから、"おとなしい"の種類も多種多様です。

それによって向いてる仕事も違う

"おとなしい"の種類が多種多様であるということから、向いてる仕事が見えてきます。
では、その種類別に向いてる仕事を紹介していきたいと思います。

【向いてる仕事】根っからおとなしい人

まず、おとなしい人の種類として、根っからおとなしい人といった種類が挙げられます。
これは、まさに絵に描いたようなおとなしい人であり、【おとなしい人の特徴】に挙げたような、おとなしい人です。
恋愛や結婚も危ういケースがありますし、キャパオーバーになればキレる場合だってあります。

こういったおとなしい人は、人と接することを極力したくないといった傾向がありますので、人と接することなく黙々とできる仕事が向いてる仕事になるかと思います。

このような典型的なおとなしい人に向いてる仕事は、極力人と接しない仕事が良いかと思います。

プログラマー等黙々と作業をする分野であったり、工場での作業や、ライターなど自宅でもできる仕事が向いています。
但し、人と接することをしない仕事になりますので、受動的な性格だったりキレるところだったり、コミュニケーション能力が改善はされません。

受動的な部分を何とかしたいというのであれば、人とある程度接する仕事を考えた方が良いです。

【向いてる仕事】仕事中だけおとなしい人

【おとなしい人の特徴】に完全に当てはまらない種類になります。
強いて言えば、思った事を口に出せない、目立たないといった項目が入るかと思いますが、それは仕事中だけです。

どういうことかというと、仕事環境が根本的に合っていない人です。

ふだんはおとなしい人というわけではありません。でも、仕事中だけ、自分の意見を言えるような環境でない、目立たないようにしておく方が何かと都合が良い、おとなしい人でいる方が良いといった環境下にあり、必然的に仕事中だけおとなしい人になっている人です。

おとなしい人の特徴と向いてる仕事は?恋愛はどうするの?
(画像=『lovely』より引用)

仕事中だけおとなしい人の職場環境としては、ワンマン経営の中小企業であったり、パワハラが常習的な会社もしくは支店や支社などが考えられます。
あまり目立たない方が身のため…、といったニュアンスですね。

そういった「仕事中だけおとなしい人」は転職や部署異動を考えた方が良いかもしれません。
いつまでも、仕事中だけおとなしい人でい続けることはできませんので、いつか爆発してしまいます。
それこそ、おとなしい人がキレると怖い、というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

もっと自分らしさを出せる仕事があるはずです。