ここまではっきりと、学校批判をする監督はこれまでいなかっただろう。

 京都国際は京都韓国学園といっていた。2004年に日本の認可校となって校名を変更したという。

 当初は、在日や韓国からの留学生が多くいたようだが、今はプロ野球選手になりたいという者も含めて、全国から集まってくるという。

 私は、韓国語の校歌でもいいのではないかと思うが、そのへんのところは、学校への最大の志望動機になっている野球部の意見も聞いて、親たちの考えも取り入れ、総合的に判断すればいいのではないか。

 グラウンドが左翼70メートル、右翼60メートルというのは、たしかに歪で、狭い。日本一を機に、学校側も考えてあげる必要があるはずだ。

 ところで、NHKの中国語放送で「釣魚島(尖閣列島・釣魚島の中国語名)と付属の島は古来から中国の領土です。NHKの歴史修正主義宣伝とプロフェッショナルではない業務に抗議します」と流れた。聞いた中国人もビックリしたのではないか。

 さらに英語で、「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな」といったそうだ。

 昔の過激派を思い出させるような「アジ演説」だが、これをいったのはどんな人間なのだろう。

 文春によれば、中国山西省出身で、日本に留学し、東京大学大学院総合文化研究科で、文学博士号をとり、英語も流ちょうで、2002年からNHKの仕事に携わっているという。

 このAは、以前から報酬が安いといっていたそうで、香港のフェニックステレビとの仕事もしていて、そっちに移ろうとして、最後っ屁か、中国への忠誠を見せるために、こうした暴挙に出たようである。

 Aには、日本語の原稿を渡し、それをAが翻訳するのだが、内容についてはノーチェックだったそうである。

 だが、いくら翻訳原稿をチェックしても、その場で自由にしゃべられては防ぎようがあるまい。

 NHKにとっては頭の痛いことがまた一つ増えた。