方法3.借り換え

借り換えでは、新たな金融機関でローンを借り、今借りているローンを完済します。新たなローンとなるので金利などの返済条件がガラッと変わり、場合によっては数百万円単位で総返済額が減ることもあります。一般的に、次のような基準を満たしていると、借り換えによるメリットが出やすいと言われています。

  • 残りのローンが1,000万円以上
  • 残りの返済期間が10年以上
  • 今借りている金利が年0.5%以上

借り換えは、今よりもっと金利を下げたい人や、今後の金利上昇に備えたい人に有効です。利息の負担を軽減させる以外にも、「団信の補償を充実させたい」「リフォーム代も住宅ローンの金利で借りたい」という理由で選択する人もいます。

借り換えの注意点

住宅ローンを新しく借りるときと同じように、審査があります。それに通過しないと借り換えはできません。手続きなどに手間と時間がかかりやすく、また、基本的に手数料が数十万円単位でかかります。得られるメリットをしっかりとシミュレーションしてから臨むようにしましょう。

借り換えの手続き

今の自分の借入状況を確かめて借り換え先の銀行を選び、今までのローンを終わらせる手続きをして、新しく組む住宅ローンの手続きをします。

そのローンの審査に必要な書類の準備なども必要です。あまり時間がかかってしまうと検討中に金利が変わることもありますので、借り換えすると決めたらスピーディーに行動したいところです。

適切な方法を選んで住宅ローンの負担を軽減しよう

住宅ローンは完済まで長い付き合いになります。しかし、契約時の条件でそのまま最後まで返し続けることがすべてではありません。返済の負担を下げるための方法はいくつもありますので、自分に合った方法で都度見直していきましょう。特に「今後の支払いが厳しいかもしれない」という人は、早めの行動が肝心ですよ。

提供・UpU

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