14. 轟の滝(徳島)
日本の滝100選に選ばれている「轟の滝」は、徳島はもちろん四国一の大滝。別名を「王余魚(カレイ)滝」と呼ばれ、轟のように大地を震わせ、爆音をあげながら豪快に流れ落ちます。本滝の落差は58m。本滝の上流には、「二重の滝」「横見の滝」など大小さまざまな滝が連続しており、総称して「轟九十九滝」と呼ばれています。
「轟九十九滝」の最上流にある「鍋割滝」まで遊歩道が整備されており、滝からの涼しい風を感じながら、片道1.6km、往復2時間ほどの散策を楽しめます。
15. 面河渓(愛媛)
透明度が高く澄んだエメラルドグリーンの川が特徴的な「面河渓」。石鎚山の南麓に広がる四国最大の渓谷で、国の名勝にも指定されています。ウォーキングコースも整備されていて、川のそばは夏でも冷んやり。平地より5℃ほど気温も低いため真夏も快適で、清流と奇岩の美しい景色を楽しみながら散策が楽しめます。
16. 黒沢湿原(徳島)
標高約550mの山頂部にあり、三方を標高600mあまりの山々に囲まれている湿原。四国で唯一「日本の重要湿地500」に選ばれており、面積は40haほど。長さは約2kmで、幅は100m〜300mと南北に細長い形をしています。
湿原内には、遊歩道や展望台、休憩所、トイレなども整備されているほか、一番奥には滝などの見どころもあり、涼しい環境の中でハイキングが楽しめます。徳島県の天然記念物に指定されている珍しい植物も見られ、とくに夏に咲くサギソウは有名なので探してみてくださいね。