◆我が家にいつもあったのは「和菓子」
その一つが、「和菓子」。当時の私や兄は、和菓子が大好きで、おやつにどら焼きやカステラ、栗まんじゅうを食べるのが楽しみでした。
高級な羊羹(ようかん)や生菓子ではなく、食卓に置いてあって自分で取り分けられるような気軽なものが多かったように思います。
これらの和菓子は、父が休日の買い出し時に買ってきてくれたり、仕事帰りの手土産として渡してくれるものでした。
和菓子はやさしい甘さのものが多いおかげで、身体への負担も少なかったのでしょう、勉強集中力を持続させることができました。