◆母だけではない誰かに頼ることを大切に
最初に誤解ないようにお伝えしたいのですが、必ずしも父の存在が必要であるということではありません。
商社勤めだった父は仕事で忙しく、平日の帰宅時間はいつも深夜。海外出張やゴルフなどで自宅を留守にすることも多く、物理的にいつもそばにいるような存在ではありませんでした。
だからといって母だけに負担がかかるのもおかしな話で、必ずしも父でなくてもOK。祖父母や近所の友人など、誰かに力をもらえるという発想が健全ではないかと考えています。
しかし現実的には子どもの受験をサポートする上で、ママやパパどちらか一方の負担が大きいという家庭は少なくないでしょう。
仕事が忙しいパートナーに、自分と同じことを期待してしまうとうまくいかないことがありますから、成功ポイントは“自分とは違うサポート”をお願いすることにあります。
それでは我が父がどんな食事を考えてくれていたのか、話をはじめたいと思います。