◆負担がかかるのは必然的に親
長谷川さんはブログの裏テーマとして、「親が倒れない受験情報を伝えること」を念頭に置いているといいます。近年は子どもだけでなく、親が受験中に心身を壊すケースも少なくないのです。
「近年の大手塾の傾向として、難易度の高いカリキュラムを提供する代わりに、学習サポートをしない流れがあります。こうした仕組みは、必然的に親に負担がかかる状況が生まれています。そこで親が手を抜くと子どものクラス順位が下がるだけなので、親はやるしかありません。
しかし、親にやらされている感の強い子は、この仕組みを理解できません。親御さんには、ご自身が倒れないためにも、子どもに自分から勉強するよう仕向けてほしいと思いますし、親御さん自身が子と自分を同化させず、おおらかな気持ちを持って受験に挑んでほしいと思っています」
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