◆原作者も「櫻井翔さんをイメージして書いていた」

 そもそも、原作を手がけた早見氏の担当編集者が「早見さんは、謎多き政治家・清家一郎というキャラクターがとてつもなく大好きとのこと。その人物を描くにあたって、『櫻井翔さんをイメージして書いていた』ともおっしゃっていました」とコメントしている。そこへ櫻井の表現力も合わさっているのだから、櫻井が一郎とマッチするのは当然である。(「文藝春秋BOOKS」担当編集者コメントより)

 今後も一郎が登場人物だけではなく視聴者をも、どのように振り回してくれるのか楽しみだ。

<文/望月悠木>

【望月悠木】

フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki