◆牛乳のカゼインは少し変わっている!

カゼインとひとことに言っても、いろいろな種類があります。その種類の違いによって、腸内環境や体に影響を与える可能性があるのです。

具体的には、牛乳に多く含まれるαs1カゼインは、体内の炎症を誘発すると報告されています(※2)。炎症は、必ずしも悪いことではありません。炎症を起こすことで、ウイルスなどから体を守ることができるからです。

しかし、一時的な炎症であれば良いですが、それがずっと続いてしまうと健康の問題が出てきます。牛乳を飲みすぎると、知らぬ間に炎症が続いてしまう可能性があるので、少し気をつけたいですよね。