31位:定禅寺通(宮城県)
”杜の都”と言われる仙台を象徴するスポット。けやき並木が約700mに渡ってつづき、仙台青葉まつり(5月)や仙台七夕祭り(8月)、みちのくYOSAKOIまつり(10月)にSENDAI光のページェント(12月)と、一年を通じてさまざまなイベント会場となることが多いストリートです。
32位:厳美渓(岩手県)
東北屈指の美しさを誇る「厳美渓」。磐井川の急流で侵食された変化のあるダイナミックな景観が2kmにわたって続き、渓流沿いには往復およそ45分間の散策路が整備されています。国の名勝天然記念物にも指定され、秋には紅葉の名所としても知られています(見頃は10月中旬~11月中旬)。また「かっこうだんご」が、対岸の茶屋からロープで飛んでくる「空飛ぶだんご」が名物。
33位:青森県観光物産館 アスパム(青森県)
地上15階、高さ76mの正三角形(「AOMORI」の「A」をイメージした形)をした商業ビルです。物産プラザでは青森県のお土産を種類豊富に揃え、その他「津軽こぎん刺し」の実演や体験ができる「あおもり体験ホール」、青森県の観光映画を約20分間上映する「青い森ホール」、そして13階には展望台があり、下北半島や津軽半島、むつ湾などの景色を見渡します。
34位:A-FACTORY(青森県)
青森ベイブリッジ向かい、ウォーターフロントに位置する「A-FACTORY」は、青森の特産物・地域文化の発信基地として、多種多様な土産品を揃えています。センスのいいアイテムが多く、気の利いたお土産さがしにぴったり。また施設内には青森県産りんごを使ったシードルの鋳造工程を見学・テイスティングできる工房や、青森県の食材を使った料理がいただけるレストランも。
35位:飯盛山(福島県)
会津若松市の中心部から東に2kmほどの場所にある、標高314mの小高い山。ご飯を盛ったような形であることから「飯盛山」と名付けられました。ここは幕末の戊辰戦争の舞台で、白虎隊が自刃した悲劇の地として知られており、山中には白虎隊十九士の墓や、白虎隊士のなかで唯一生き残った飯沼貞吉の墓などがあります。39位にランクインしているさざえ堂のほか、宇賀神堂、厳島神社など、様々な見どころも点在。
36位:アクアマリンふくしま(福島県)
福島の海の大きな特徴である、太平洋の「潮目」をテーマにした水族館です。見どころのひとつである大水槽「潮目の海」は、黒潮と親潮が出会う「潮目」を三角トンネルの2つの水槽で表現。そのほか屋外にある世界最大級のタッチプール「蛇の目ビーチ」では、裸足でナマコやヒトデなどの生き物と触れ合うことができます。また年に数回、閉館後の水族館で夜の生き物たちの姿を観察する「ナイトプログラム」も実施。
37位:盛岡城跡公園(岩手県)
日本の都市公園100選のひとつ。盛岡城の跡を整備した公園で、現在は石垣や池が残っています。石川啄木や宮沢賢治らゆかりの文人たちの歌碑もおかれ、春には桜、夏には緑、秋になれば紅葉が素晴らしく、冬には幻想的な雪景色と、一年を通してさまざまな表情を楽しむことができます。
38位:さざえ堂(福島県)
正式名称を「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」といい、寛政8年(1796年)に福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5mの六角三層のお堂です。外観がさざえに似ていることから「さざえ堂」と呼ばれるようになりました。
二重らせん構造の特殊なつくりで、お堂のなかは階段でなくスロープ状。上りと下りが別の通路となっており参拝者がすれ違うことなくお参りできる珍しい構造から、平成8年(1996年)に国の重要文化財に指定されました。海外に二重らせん階段の建築物はありますが、スロープ状の建物は世界にただひとつ、この「さざえ堂」だけです。
39位:塔のへつり(福島県)
約200mにわたって奇岩・奇勝の続く景勝地です。“へつり”とは、この地方の方言で険しい断崖のこと。まるで塔のように削られた現在の奇岩ができあがるまで、100万年もの歳月がかかったのだそう。紅葉の名所としても知られており、10月中旬~11月中旬には白い岩に真っ赤な紅葉が映えます。そして冬には雪が降り積もり、まるで水墨画の世界のよう。
40位:青森県立美術館(青森県)
三内丸山遺跡に隣接するモダンな建物の「青森県立美術館」。臣匠シャガールが描いた「アレコ」の舞台背景が常設展示されているほか、県出身画家の棟方志功、奈良美智、阿部合成など個性豊かな作家の作品を一作家一部屋で展示し、ゆったりと鑑賞できます。
「青森県立美術館」のシンボルといえば、奈良美智による巨大な犬のモニュメント「あおもり犬」。あおもり犬の置かれたエリアは美術館の入場券を持っていなくても入ることができるので、美術館を鑑賞しない方でもぜひあおもり犬と記念撮影をしてみてくださいね。