仙台城跡に中尊寺、松島や鶴ヶ城などをはじめとする東北の観光スポットの中で、トリップノートの6万5千人の旅行好きトラベラー会員(2020年10月現在)が実際に行っている順に、東北の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:仙台城跡(宮城県)
別名「青葉城」とも呼ばれる仙台城は、標高約130mの位置にあり、仙台市内を一望できる展望スポット。城はすでに焼失しているものの、復元された大手門脇櫓と石垣が当時の城の面影を今に伝えています。展望広場には伊達政宗の騎馬像が建立され、日没から23時までは石垣とともにライトアップも行われています。
2位:中尊寺(岩手県)
2011年に世界遺産に登録された、平泉の5つの遺跡群。そのひとつが「中尊寺」で、平泉観光ではマストで訪れたいスポットです。中尊寺といえば、藤原氏の富の象徴ともいえる豪華絢爛な「金色堂」が有名。中尊寺が創建された頃からのこる平泉を代表するお宝です。この国宝第一号の「金色堂」をはじめ、境内には3,000余点の国宝や重要文化財を所有しています。
3位:松島島巡り観光船(宮城県)
京都の天橋立、広島の宮島と並んで”日本三景”に数えられる松島。訪れたらぜひ体験したいのが、松島湾に浮かぶ島々をめぐる遊覧船です。2階建て客席の大型遊覧船「仁王丸」や「第三仁王丸」を運航し、2階のグリーン室からはゆったりと景色を楽しめます。なかでも人気は、「仁王丸コース」。仁王島、鐘島、千貫島、雄島、双子島・・・と、数々の島々を50分の船旅で見ることができます。
4位:鶴ヶ城(福島県)
会津若松市のシンボルである「鶴ヶ城」は、珍しい赤瓦が特徴的。現在の天守閣は昭和40年(1965年)に再建されたもので、平成16年(2004年)には天守閣内部をリニューアルしました。1階~4階までを鶴ヶ城や会津の歴史を伝える展示フロアとし、最上階は展望台に。磐梯山や飯盛山など会津若松市の街並みを、360度のパノラマで楽しむことができます。
5位:弘前城(青森県)
陸奥弘前藩初代藩主の為信によって計画され、二代目信牧(のぶひら)によって慶長16年(1611年)に築城された弘前市のランドマーク。東京ドーム約10個分を超える広さに、三重の濠(ほり)と土塁(どるい)に囲まれた6つの郭から構成されています。
城内には天守閣、櫓(やぐら)3棟、城門5棟が現存し、国の重要文化財に指定されているほか、城跡は、国の史跡に指定を受けた江戸時代の名城。展望台からは、天気がよければ弘前城天守と岩木山のコラボを楽しむことができます。
6位:奥入瀬渓流(青森県)
奥入瀬川の子ノ口(ねのぐち)から焼山まで、全長約14kmにわたって続く「奥入瀬渓流」。観光ポスターなどでよく目にする「阿修羅の流れ」や、3つの流れの合流地点で面白く美しい表情をみせる「三乱の流れ」、”ジャパニーズ・スモール・ナイアガラ”とも呼ばれる「銚子大滝」と、見どころが豊富です。新緑は5月から6月、紅葉は10月上旬に色付き始め、10月中旬から下旬頃に見頃を迎えます。
7位:十和田湖(青森県)
青森県と秋田県にまたがり、奥入瀬渓流とともに青森を代表する特別名勝・十和田湖。コバルトブルーの美しい湖で、周囲は約47km、水深は約326.8mあり日本で第3位の深さを誇ります。標高1,000mほどの御鼻部山展望台から、十和田湖とその周辺の自然豊かな風景を大パノラマで眺められます。新緑や紅葉シーズンはもちろん、冬の雪景色に囲まれた十和田湖も幻想的でおすすめです。
8位:山寺(山形県)
山形市にある天台宗の寺院「立石寺(りっしゃくじ)」は、通称「山寺」として親しまれている、山形を代表する寺院です。一度は耳にしたことがあるでしょう、俳人「松尾芭蕉」が詠んだ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」は、まさにこの地で詠んだ句。1,000段以上もの階段をのぼってたどり着く奥之院山頂からは、荘厳な景色を眺めることができます。
9位:五色沼(福島県)
福島県を代表する名峰・磐梯山のふもとに広がる「五色沼」。毘沙門沼、みどろ沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼など大小30余りの沼の総称で、それぞれの沼が、見るたびにエメラルドグリーン、コバルトブルーなど様々な色合いに変わっていくことで知られます。
最も大きい沼は「毘沙門沼」で、展望台からは沼越しの磐梯山を望むことも。沼と沼の間は「五色沼自然探勝路」という散策路が整備され、約3.6km・片道約80分ほどで沼めぐりが楽しめます。
10位:大内宿(福島県)
その昔、会津若松と日光今井市を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えた場所。昭和56(1981年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されてから、年間120万人もの観光客が訪れる人気の観光地となりました。かつての賑わいを感じさせる街並みが残っており、40棟ほどの茅葺き屋根が並ぶ光景は、まさに江戸時代。箸の代わりに1本のねぎを使って食べる、名物の「高遠そば」もぜひお試しを。