お金を生み出すのは「かけた時間」とは比例しない

収入は「結果」への対価という意識を

極端にいえば、会社に所属していなければ、時間は自由に使えるものです。誰かに迷惑をかけなければ、何時間でも寝ていていいし、好きなことだけしていていいのです。

しかし、当たり前のことですが、そのためには「お金」が必要です。

お金を生み出すのは、「かけた時間」ではありません。ビジネスの「結果」です。

会社勤めをしている人もまた、会社から支払われる給料はあなたの時間ではなく、何らかのかたちで会社の利益に貢献したあなたの「結果」に対するもののはずです。

自分の収入はビジネスの「結果」に対して支払われている、と考えなければ、いつまでたってもダラダラした、非効率的な仕事しかできないでしょう。

私もまた会社員でしたから、その会社に属していること=給料が出る、という思考を持っていたかもしれません。

ですから、会社を辞めて今のようなフリーの仕事をする際には、「本当に食べていけるのだろうか」と不安になったことを覚えています。

しかし、実際には、こうして自由な時間で好きな人と会い、好きなときに海外にも行けるというストレスフリーの生活を送ることができています。

時間をどう使うかは人それぞれですが、「時間をお金に換えている」という考え方は一度捨てたほうがいいでしょう。

アクションプラン
昼休みの30分から、時間を切り売りしない副業を始めてみる

米山彩香（よねやま・あやか）
株式会社NEXT LEVEL SOLUTION代表取締役。1987年生まれ。東京理科大学大学院イノベーション研究科知的財産戦略専攻修士課程修了。会社員時代に昼休みの30分から始めた副業で初月から会社員の収入を超え、起業を決意。現在は「ゆるく・楽しく・気ままに」をテーマにしたブログやコミュニティを運営し、会社収入に頼らずストレスフリーに生きる人を多数輩出。「お金と時間の悩みがなくなる時短術」を広める活動も行う。